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何の変哲もない異世界冒険譚  作者: ヴェル
第一章 転生
15/17

長期出張

いつもと少し変えてみました。

違和感を感じたら教えていただけるとありがたいです。

家の雰囲気がおかしい。

ピリピリしているというか、緊張感があるというか、一部のメイドさんは何かを悲しんでいるように見える。

原因として最初に出てくるのはやっぱり父様の出張だと思う。

でも、それで悲しんだり緊張感があるのはおかしい。

前に考えた通り戦争か何かが起きたのかもしれない。

最近はいつも余裕のありそうな母様すら緊張している気がする。

沈んだ顔で過ごしていて、どうかしたのかを聞いてやっと笑ってこっちを見る。

その笑い方もどこか無理をしているような、笑い方しかしない。

何かあったのか聞いても何も答えてくれず。

「大丈夫、ラグラは心配しなくていいから」

としか言わない。

前までよく本を読んでくれていたのに、ここ数日はそれもない。

何回も聞いてやっと教えてくれたと思えば「お父様が少し遠くへで出かけるからそれが不安なだけ」だけしか答えてくれない。

それだけで家中の雰囲気がこんなに悪くなるわけがない。

絶対になにかあるけど、それがわからない。

お兄様は落ち込んでるし、この雰囲気はいつになったらおさまるのか。

少なくとも出張の日までは変わらないと思う。

父様の出張の日になった。

家族と使用人全員が玄関ホールに集まる。

使用人はこれほどいたのかと驚愕するほどだった。

父様がホールの真ん中にある、階段から降りてくる。

日本の軍服の色を黒にしたような服。

右胸にはたくさんの勲章らしき物がついていて、腰には長剣を携えている。

今から戦争に行ってきますと言わんばかりの服で父様は母様に抱きかかえられている僕に近寄ってきた。

「ラグラ、私は今から陛下とこの国、そして国民のために出かけてくる。そのうち元気に戻ってくるから心配しなくていい。ただ、私のことを忘れないでくれ。」

そう僕に言うと母様やお兄様、セバスなどに一言ずつなにかを言っていく。

さすがになにを言っているか全てはわからないけど、大体が「元気で」や「家を頼む」とかだ。

父様が言っていたことと服装から、やっぱり戦争とかだと分かる。

なんで父様が行くのか。

どこへ行くのか。

それはわからないけど絶対に安全ではないと思う。

「行ってきます」

父様が外へ出ていく。

使用人たちが一斉に「いってらっしゃいませ」と言って、母様とお兄様は「いってらっしゃい」と言って見送っている。

僕もいってらっしゃいと言いながら、父様が無事に帰ってくることをいるかもわからない神に願うのだった。




◆◆◆◆◆父様視点◆◆◆◆◆

王城に呼び出された。

どうやらもともと仲が悪かった隣国が不審な動きをしているのだとか。

戦争の可能性があると言うことで、俺が呼び出されたらしい。

ラグラには遠くへ行くからしばらく帰ってこないとしか伝えていないが、ラグラはもしかすると俺が危険な場所へ行くことを気付いてるかもしれない。

伝えた時にラグラはすごく心配そうな顔で「大丈夫?」とだけ聞いてきた。

大丈夫だと答えはしたが、使用人たちも、家族も緊張していた。

どこへ行くのか知っているし、見送るときの不安感はわかるから緊張するなとは言えなかった。

出発する当日、軍の制服を身にまとい。

部屋をでる。

もう少し家で過ごして居たかったが国と民と陛下を守るのが俺の仕事だ。

思考を切り替え、廊下を進む。

玄関ホールに行くと、使用人達と家族が待っていた。

最初にラグラのもとへ向かい、ラグラに話しかける。

「ラグラ、私は今から陛下とこの国、そして国民のために出かけてくる。そのうち元気に戻ってくるから心配しなくていい。ただ、私のことを忘れないでくれ。」

次にこの家に帰ってこれるのは何年後になるか、無事に帰ってこられるか私にはわからない。

だから、ラグラが私を忘れないことを願う。

一瞬、ラグラが驚いたような顔をした。

普段と一人称が違うことに気づいたのだろうか。

直ぐに私を心配するような顔をする。

我が子にそんな顔をさせてしまうことに罪悪感を覚えるが、出発までそれほど時間はない。

妻やクリス、セバスたちに話をして、私は玄関をでる。

出る直前に使用人と家族がいってらっしゃいと言ってくれ、泣きそうになる。

誤魔化すように素早く馬車に乗り、御者に出発するように言う。

空を見上げると、とてものどかな青空が広がっていた。

裏話

なんか父様が高潔な人物に見える気がしますが、目の錯覚でしょう。たぶん

勲章らしきって言ってますが実際に勲章です。

父様、現代の生きる英雄の一人といっても過言ではないですし、たくさんの功績を残しています。


次回は王城についた父様視点です。

シリアスっぽくなるかもしれません。

それに、そろそろ両親の名前を考えないといけません。

大変です。


ちょっと風景描写がお粗末すぎたので勉強してきます。

設定に矛盾が発見されたので文献とか漁ってきます。

続きを今週中には出したい…!


誤字報告、感想、その他諸々よろしくお願いします。


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