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オッズとアノマリー
競馬の面白さはオッズという市場期待値が高過ぎても、オッズが1に近づいて旨味がなくなるところなんだよね
全体が収益率を上げることを臨むとき、株価に直ちに情報が織り込まれて、ほとんどのアノマリーは消えていくという効率的市場仮説を想起させる
さらに、オッズは市場と同じく人間的な性向や博打的要素も反映していて、凄く資本主義市場チックに思う
やっぱりここでも、良いものを選ぶが基本ではありながらも、全体の状況からした市場価値とはなにかという曖昧な部分が見え隠れする
競馬において、投資される資金はやっぱり、馬の善し悪しを単純に反映するものではなく、馬の善し悪しを織り込んでなおかつ、市場を出し抜こうとする意志の集積で、価値は実在する物質的存在の中にあるわけではなく、市場を出し抜き予測する情報の中にあるように思う