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闘争を構成する主たる要素は秩序と大義である

闘争を構成する主たる要素は秩序と大義である

また、その闘争が統制を目指すか解体を目指すかによって、闘争の様相は大きく変化する


戦争論に対してはいろいろと言葉を費やしてきたけれど、結局はこれに思う

これは戦争と言うより一切の闘争まで拡大した話だけど

この中で言うところの戦争は自分としては、一方が一方を統制し得る秩序だった正規軍を持つ2つの勢力同士による争いということになる

ただし、統制しようとする範囲はそれぞれに異なるもので、このために一見、一方が一方を統制し得るという判断ができないように見えることもある

アメリカが領土の制圧を目指し、北ベトナム軍が領土の維持を目指す場合、双方に求められる統制能力には違いがでてくる

また、北ベトナム軍がアメリカ軍を撤退させた後に正しい秩序を回復し、国土を統治できない場合は、これは戦争とは考えない

これは既存の勢力の解体のみを目指すのみであり、それはゲリラ的、パルチザン的な活動であり、紛争や低強度戦争と呼ばれるものだ

将来の国体を鑑みることなく、場当たり的に特定の勢力を攻撃し、弱体化させるということでのみ糾合された勢力は、その国家、国民を統治する能力を持たず

また、全体としてそのような方向性を持つことも難しい

この為に多くの革命では、既存の勢力の解体と、その後に台頭してきた諸勢力間での主導権争いが繰り返される

これは、朝廷権威から独立した日本で初めて武士政権を開いた鎌倉幕府の初期の御家人間の闘争にも言えることだし、後醍醐天皇の命で鎌倉幕府を滅亡させ足利尊氏に開かれた室町幕府における観応の擾乱でもいえることだろう

まあ、この辺の話は定義問題みたいなところではあって、曖昧な部分がでてくるけれど、自分が何を基準に戦争と紛争とを分けてるかというお話


まとめると、闘争の目指すところは大きく2つに大別できて、それは敵性を打倒(解体)するかと敵性を統制するか

で、この2つを具体的に実行するときに最も重要となる要素が大義名分であり、戦闘集団の秩序、組織力がどの程度あるかという点

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