[ルートY] 続・一つ目お化け エピローグ
パチッ パチッ パチッ パチッ...
ガヒューンッッ!
「うおぉ...びっくりしたぁ...」
[ずっきゅーん!]
[ご主人様...私の愛、受け取ってください...ッ]
「うばぁぁぁあああああッッ!!」
ガタンッ!
「...きったぁあ...愛の告白先フラッシュぅッ!」
「600回転まで粘ったかいがあったぜ...ッ!ひゃっほう!」
「でも結局、40%のチャレンジ成功しないとラッシュも水の泡だからな」
ピロピロピロピロッ
ブゥウウン....
「...外してんじゃねぇか」
「ちっ、クソ...」
「...」
「それで、話っていうのは...」
「...あぁ、そういえば、そんなこと言ったっけ」
「後ろを見てみろ」
「ん...」
「...ッ!」
その背後に居たのは公安警察、錦野弥生であった。
「安心しろ、今じゃただの肉人形だ」
「気絶した錦野弥生を地下室へ運んだ後、こいつの頭蓋骨に3センチの穴を開け消毒液を流し込んだ」
「...は?」
「これは初期のロイコトミー手術の一環だ。手軽だし、私でも簡単に出来たのさ」
「要するにこういうこと。奴を操り、その黒幕を殺しに行かせる」
「これで錦野(警察)がボス(警察)を勝手に殺したことになり、お前は晴れて無実になった。といったところか」
「ただまぁ、警察の監視は続くんだろうな」
「...」
「君は...一体なんでそこまで...っ」
「そこで理由を聞くのは、無粋ってものだ」
「________"友達を助けたかった"。それ以外に理由はいらないだろ」
「...ッ」
ふと、ペズの瞼から熱い水滴が流れ出す。
かつての戦場で枯れきっていた涙が。
「君は...本当に分からないね」
「こんな人殺しの何が気に入って...友達なんか呼ぶんだい...っ」
「お互い人殺し同士だしなぁ」
「毎日パチンコ付き合ってくれる奴なんて、友達以外ないんじゃないの」
「ん...でも毎日4パチ付き合ってくれる友達なら親友と呼ぶべき...?」
「_________ッ」
「フキッ!」
ガバッ
「おわ、ペズ...ッ!」
「ich liebe dich fuki (フキ、大好き) !」
「おいおい...間違えて右打ちしちゃったじゃないか。もったいない________」
ビービーっ
[左打ちしてください!左打ちしてください!]
「あーもー、うるっさいなぁ」
「いまいいところなんだからっ、さぁ...ッ!」
バッギィッ!
「ちょわぁあああッ!何やってるんだお前はぁあッ!」
「だってうるさいからさぁ」
「そんなことよりさ、私に集中してよ」
「誰がお前なんかに集中するか!機体の弁償に集中しろ!」
トントンっ
「お、おい...まさか...」
「______お客さん」
「弁償代110万です_______」
「何で私がぁぁぁぁぁッ!」
「あと、出禁です」
「うばぁぁあああああッッ!!!」
[タバコ屋の娘 ルートY [完]]




