AIさんが仲間に加わった
( )は主人公言ってる感じです。
『心境が安定に戻りました』
『補助を停止します』
う~んううっ
目が覚めると変わらない景色が広がっていた。私、寝てたのかな?いや、気を失ってたに近いかな。周りを見渡すと狼の死体がなかった。
えっ……どうしてあったはずなのに食べられた。あり得るここは日本じゃない。食べるか食べられるか弱肉強食の場所平和な世界から来た私にはゾッと感じる。心底生き物なくて良かったと思ってしまう。
それはそうと状況を整理しよう。私が寝ている間少しだけど時間が経った気がする。なんか長い間寝ていたような感じするしそういえば頭の中で声が聞こえたな。確かメニューとか擬態とかレベルアップとかスキルポイントとかそんな感じな事言ってたな。
メニューって何だステータスとかあり得そうなんかこの世界ファンタジーっぽいし開けるってこと?
取り敢えず、メニューオープン
《死の水:なし》
level:3
スキル
実体化:一角ウルフ
AI補助
スキルポイント:300
おおスッゲー、メニューだ
って少なくね?攻撃とか防御とかHPないの?
…………いや、分かった判かってましたとも私、液体でしたー。ガーン
にしても死の水って何?絶対これダメな奴だよね。アウトだから。私、危険だったのね。ううっうわーんあんまりじゃないか。その隣に書いてある
「なし」ってどういうことかしら名前う~ん分かんないから保留。
レベルは分かるとしてこの実体化ってそれに一角ウルフってもう完全にあの狼だよね。確かこれって転生者特典って言ってたな。どういう条件で手に入れたんだ?まぁいいか、わーい転生してやっと良いことが来た!もっと早く貰えなかったわけ?カーやっぱり神様は悪魔だ。
はぁ…………次、AI補助?AIって人工知能だよね。もっと簡単に言うと賢者視たいな感じだよね。
『はい』
(だっ誰)
キョロキョロと辺りを見渡すが誰もいない。どっちかって言うと頭に話かけられている感じ
『私です』
(だから誰)
『AI補助です』
(えーあんた喋れるの?)
『はい』
マジかやったこれで話し相手出来た。嬉しいんだけど、うふふ。
(じゃあ、今日からAIさんって呼ぶね)
『はい、何なりとお申し付けください』
うむ苦しゅうない
(じゃあ早速スキルポイントは何?)
『スキルポイントとはレベルアップや進化、1年毎に貰えるポイントであり、そのポイントを使ってスキルを取ることが可能です』
成る程貯めとくに越したことはないのか。取り敢えず貯めておこう。
(今日から宜しくねAIさん)
『はい、宜しくお願いいたします。』