1話 1001回目の異世界へ
どうもどうも朔弥月詠で〜す。
私を知らないという人の方が多いいと思いますが
俺にできる範囲内で頑張って書きました。
読んで頂けると有り難いです。
では、私はこれで。
パッパカパーン。と言う音で気付くと俺、神月鏡華は白銀色の空間に立っていた。その空間は鏡華にとって何度も見た事のある空間で「またか」としか感じられなかった。
そんな事を思っていると目の前の空間が裂け中から銀髪金眼の少女が現れた。少女は顔は100人中120人が2度見してガン見する程に整っておりスタイルはグラビアモデルも真っ青になって脱兎の如く逃げ出す程に完璧で紛れもなく超絶美少女だった。
空間の裂け目から出てきた少女は鏡華の目の前にスタッと降り立つと嬉しそうに喋りだした。
『勇者召喚483回 魔王召喚296回 生贄召喚128回 奴隷召喚12回 その他召喚85回 合計1000回。カミヅキ キョウカ様1000回目の異世界召喚クリアおめでとうございます。私は神々の主をしております主神のアルティスでございます』
そう、鏡華はこれまで1000回ほど異世界召喚されたのだ。ある時は勇者として、ある時は魔王として、そしてある時は生贄や奴隷として1000回ほど異世界召喚されたのだ。
そのたびにこうして白銀色の空間に連れて来られ女神や神々にスキルや武器等を与えられて来た鏡華は慣れているのだ。
「それで、今回は主神様は俺に何をさせたいんだ?」
正直、異世界に召喚され自由もなく任務を遂行させられてきた鏡華は既に嫌気が指してきており主神(これからアルティスと呼ぶ)に対してぶっきらぼうに質問した。
正直、主神であるアルティスに対してこんな態度をとれば有無も言わさず消滅させられても文句はおかしくないのだが、アルティスはクスクスと笑うのみだった。
『はい、キョウカ様には私の世界に新魔王として行ってほしいのです。それさえ叶えば私の世界でとう暮らそうと構いません』
今回の神の依頼はこれまでと違い大雑把なものだった。これまでと違い任務がなく自由に動けるらしい。
「因みに断ったらどうなるんだ?」
『主神である私のお願いを反故のにした罰則として次元の間に永久的に閉じ込めます』
鏡華の質問にとてつもなく怖い返しが返って来た。それじゃあ選択肢は最初から一つじゃねえか。
「わかった。アルティスの世界に行くよ」
『まあ、そうですか!!ではこれを差し上げます』
そう言って1本の長剣を差し出してきた。其れは刀身から赤黒い稲妻をバチバチッと発した刀身から柄まで黒く刀身に綺麗な紅い刃紋がある漆黒の長剣だった。
「これは?」
『これはね、王者の聖剣エクスカリバーの対となるもう一つのエクスカリバーで銘は神殺しの魔剣エクスカリバーよ』
「・・・・・神殺しの魔剣エクスカリバー」
鏡華が神殺しの魔剣エクスカリバーの柄を握って持ち上げてみると柄を握っている右手の甲に小さな紅い稲妻がはしり赤黒い紋様ができた。紋様は三日月の前で2本の剣がクロスしている様な紋様をしていた。
「うお!?なんだこれ!?」
『それは契約紋よ。神殺しの魔剣に選ばれた証ね。それと固有スキルを与えといたから見てみるといいは』
「わかった」
鏡華は自分の内側に意識を向け『ステータス・オープン』と念じた。すると鏡華の目の前にタブレットサイズのゲームでよく見る半透明なウィンドウ画面が現れた。その画面には鏡華のステータスが書かれていた。
因みに一般的ステータス
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【名前】
【年齢】17【性別】男
【種族】人族
【職業】剣士
【MP】260/260
【レベル】23
【筋力】128
【耐性】108
【敏捷】64
【魔力】84
【魔耐】72
【精神】26
【魅力】12
【器用】8
【スキル】
剣術Lv.4
【固有スキル】
なし
【魔法】
火魔法Lv.2/水魔法Lv.2
【装備】
【加護】
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これが一般的なステータス値である。
そして鏡華はと言うと。
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【名前】神月鏡華
【年齢】超越(見た目は18歳)【性別】男
【種族】最高神族
【職業】超越神
【MP】測定不能
【レベル】測定不能
【筋力】測定不能
【防御】測定不能
【敏捷】測定不能
【魔力】測定不能
【魔耐】測定不能
【精神】測定不能
【魅力】測定不能
【器用】測定不能
【スキル】
全知全能
【固有スキル】
神言Lv.10/神眼Lv.10/神化Lv.10
不死/不老/不病
ナビアシスト
創造力補正(new)
【魔法】
全魔法Lv.10/創造魔法Lv.10(new)
【装備】
神殺しの魔剣エクスカリバー
超越神の黒衣
【称号】
・・・・・いろいろ。元勇者とか元魔王とかハーレム王とかいろいろ。
【加護】
神々の寵愛
主神の寵愛
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これである。正直、異常である。そりゃあ最初の300年とちょっと位までは年を数えてて今は数えてないけど超越って。
種族に関しても最高神ってなんだよ。職業が超越神ってどんな職業だよ。全ステータス測定不能ってもう記事っする必要ないだろう。
称号に関しては面倒ぐさがって書いてすらいないし。とまあ、ひとまず落ち着いて新スキルの確認だな。
鏡華は創造力補正と創造魔法に【神眼・鑑定】を行使した。
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創造力補正
創造時に創造力の足りないところを補ってくれる
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創造魔法Lv.10
【万物創造】―万物を創造できる
【技能創造】―技能を創造できる
【魔法創造】―魔法を創造できる
【生命創造】―生命を創造できる
【惑星創造】―惑星を創造できる
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異常にチートなスキルである。そんな事を考えているとアルティスが鏡華に話し掛けてきた。
『ではスキルも武器も与えたし私の世界に送るね。目覚めたら魔国の魔王城の中だと思うから』
「わかった」
『それじゃあ転移させるね。1001回目の異世界楽しんでね。じゃあまたね』
アルティスがそう言った直後、鏡華の身体が空気に溶け込むように薄れて消えていき鏡華は意識を闇に手放した。
どうもどうも朔弥月詠で〜す。
読んで頂けたでしょうか。
楽しんで頂けたのなら幸い。
ですが、楽しんで頂けなかったであろう人も居るでしょう。
そんな人は次回作まで少し待ってください。
次回作では楽しんで頂けるよう頑張りますので飽きずに読んでくれると幸いです。
では。また次回作でお会いしましょう。
さようなら(^^)/~~~