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RE:ユニバース

The decay of my days(lyrics ver.)

作者: 冷麺

私はいわゆる引きこもりだった。

何時からか、部屋の奥に隠れ、外に広がる世界を拒んでいた。

理由は山ほどあるから割愛しよう。

でもそれは、きっとあなたにも当てはまる理由があるかもしれない。

心地が良かった。

世界という名の理不尽に触れることなく、画面の向こうにある0と1で構成されたプログラムで遊ぶ。

なんと素晴らしい事だろうか。

こんな日々がいつまでも続けばいいなと考えていた。

しかし、世界という物は非常に嫌な奴で、あらゆる手を使って私の世界を壊そうとするのだ。


壊れゆくこの日々が

永遠のものだと思っていた

普遍を全て巻き込んで

月夜は等しく終わりを与えた


閉ざされた箱で飼われる

自堕落な怠惰

不変の日常を信じる

不本意な未来


突然の暗闇に鎖された

箱庭の少女 目覚めた


The decay of my days 壊れゆく

日常真実から目を反らし続けて

It's a reality, not a dream

夕日は等しく終わりを始める


放たれた外で見つける

自分の在り方

破滅の世界を見つめる

壊れそうな瞳


絶望の行先は分からず

箱庭の少女 歩き出す


壊れゆくこの日々が

永遠のものだと思っていた

普遍を全て巻き込んで

月夜は等しく終わりを与えた


I believed in eternity.

But that was a lie.


The decay of my days 壊れゆく

日常真実から目を反らし続けて

It's a reality, not a dream

月夜は等しく終わりを与える


壊れゆくこの日々が

永遠のものだと思っていた

普遍を全て巻き込んで

朝日は等しく希望を閉ざした


かくして世界は終わりを迎える。

それが「私の」世界なのか、広義の世界なのか分からない。

どっちでもあるし、どっちでもないのかもしれない。

嗚呼、日が眩しい。

あの日差しを浴びる人はどれくらいいるのだろう。

もしかしたら、この日差しを私は独り占めしているかもしれない。

どちらにせよ、これからどうしようか。

不確定な未来は、いつもそこにあった。

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