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白き雪の足跡は。  作者: 宙来
本編 二つの道。
3/23

第三話





「  」





(………え?)





「  」





(………だ、れ?)




「  」





(……… 、……)





「… 」





(……… 、 …)





「……」





(……… 、 )





「…紗」





(……… 、 )





「里紗」





「瑠璃」





 夢 これは、夢



(わかってる)



 瑠璃には、もう、 



(わたしは…………あれ?どうしたんだっけ)



 思い出さなくて良い



(でも、何となく、思い出さなきゃいけない気がするの)



 全部忘れて、リサとして生きてほしい。



(でも、)



 忘れて、



(で、も、)



 忘れて



(…わすれ、る?)



 そう

 瑠璃も、里紗も、もう、



(あえな、い)



 そう

 忘れて、ただ、守られてほしい



(守られる、……)



 ボクに、守られて



(……わかった)



 じゃあね



 里紗





 ゆっくりと、瞼を持ち上げる。

 眠っていた目にはまぶしくて、涙がこぼれた。


 見覚えのない天蓋、柔らな肌触りのシーツ。

 とても懐かしい夢を見ていた気がするが、今となってはどうでも良い。



 ここは、どこだろう。



 私は、だれだろう



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