表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/190

第97話 俺ニートと社会人との映画鑑賞!

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!

そして丁寧に教えていき、ついに2人とも座席に座った。

そして膝の上に大きなポップコーン、そして座席の横にジュースを置き、

映画を見る準備が完成した。


そして映画が始まった。ギャグタイプの映画なので、終始面白い感じである。

一応アリスには、静かに見るように教えた。

……まあアリスが感情を思いっきり出して、笑うとは思えないけどな。


……それにしても、昔3人で来たなー。

兄の……あれ?


兄の名前……なんだっけ?

ド忘れしてしまったのか!実の兄を!

そんなはずがない!兄の名前は……名前は……


その時!


ギーン!


「……ぐっ!」


俺の頭が大きく痛み出した。

無理に頭を使ったから?それとも体調が悪いのか?


……結局それ以上は考えようとすることはできず、

ギャグ映画を見て、気をそらすことにした。


幸いギャグ映画は面白く、頭痛も少しずつ治っていき、

映画が終わる頃には頭痛も完治していた。


「淳一さん!淳一さん!映画面白かったですね!」


「そうですね!」


なんというか……映画を見終わった後の、アリスは……

まるでデート中の女子高生みたいな感じの明るさだった。

余程楽しかったのだろう。


「あの……淳一さん」


「はい……」


「この年になって、映画館のやり方を知らないのは……おかしいでしょうか……」


「……世間はおかしいと思うかもしれませんが、俺は何とも思いません。俺はアリスさんがどうであろうとしっかり受け止めますよ。パートナーですから」


「嬉しい!ありがとうございます!」


たかがリバーサル社の職員だ。俺が何と言おうとも、アリスは軽く流すのだろう。

アリスは恋をするなと言った。つまり一定の距離以上には迫れない。


でもこれでいいのかもしれない。この距離のままでも……


「ちなみに淳一さんは、大体どれぐらいの頻度で映画館に行っていたのですか?」


「当時は大体月1とかだったかもしれません。もしかしたらもっと少ないかも……」


「そうなんですね」


「3人で映画を見て、そしてランチタイムで映画の良さを語り合う、そんな日々でした」


「微笑ましいエピソードですね!」


「まあ……映画の出来が悪い時だと、愚痴曝露大会みたくなってますけどね(笑)」


っとこんな感じで、俺とアリスの会話は弾んでいった。


「そろそろ次の目的地に向かってもいいですか?」


もっと喋っていたいが、この後の予定もあるので、

俺が次の場所へ行こうと切り出した。


「はい!いいですよ」


またしても車を走らせる。

窓から入ってくる外の空気が、とても涼しかった。

ニートがこんなにいい思いができるなんて…いい時代になったものです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ