第75話 街中死体の謎の解説(S!)
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「実は南さんが街中でたくさん見かけた、様々な遺体のことなのですが、
あれは全て同じ理由で街中に置かれているのです」
「それは一体……どんな理由で?」
「あそこにあるのは、全て夜に行われているバトルゲームに負けた方の遺体となっております」
「それは例外なく……ですか?」
「はい。ちなみにではありますが、負けた際に家族の命を選んだ場合も、同じようになりますね」
(…………)
もし私が街中で、私の友達とかが死体として見つけたとしたら、
多分相当パニックになるんじゃないかな。
運転手とかも……ああそういえば、運転することがなかったんだ。ニートの人は。
「ちなみに一般の人にも見えるんですか?」
「さようでございます。ですが街中の人は大きく気にすることはないでしょう」
「どうしてですか?」
「様々な媒体にて、自殺の増加が急増しているというニュースが公開されています。なのでほとんどの人はこのニュースを信じることになるかと思われます」
(…………)
「じゃあ死体はいつ片づけられるんですか?ずっと放置というわけにもいきませんよね?」
「手の空いた職員が片づけています。もちろん私が片づけることもありますよ」
「普通そういうのは警察の仕事とかじゃないんですか?」
「いいえ、リバーサル社と警察の間にて、ある大きな取引を行いました。残念ながら企業秘密のためその詳細を語ることはできませんが、そういった理由でリバーサル社に関わる遺体については、私たちが処理することが可能となっております」
(…………)
「では死体を街中に置いておく理由とは何ですか?普通人目につかないところに起きますよね?」
「全ての理由を語ることはできませんが、死亡届などの問題がある……ということだけお伝え致します」
(…………)
どーもすっきりしない。
理由が聞けたと思ったら、新たな謎が出てきたりする。
一番大きな気になる所は、なぜ警察がリバーサル社と取引をしたのか?
ここが一番かもしれない。なにか大きなメリットがあるのかな?
「それにしても、血とかついている死体をよく街中に置こうと考えましたね。結構運ぶの大変じゃないですか?正常な心を持っていれば、普通人間の死体を運ぶなんてきつすぎると思いますが……」
「それに関してはその通りだと思います。しかし私たちは仕事で行っていることですので、お気になさらずに」
(…………)
これが、町中に死体がある謎の答え……
聞きたいことは全て聞けたけど、一部教えてくれなかったこともあった。
その秘密は、きっと余程聞かれるとまずいことなのかもしれない。
政府が黙認しているということは、かなり深刻なことです。
国家ぐるみということですから。




