第72話 こうして私達は再会した(S!)
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
こうして私はレギュラーリーグに昇格した。
レギュラーリーグに昇格してから、私の1回勝つごとにもらえるお金が+500円された。
しかし相手もその分強くなっていて、めっちゃ大変だった。
しかし前にひっくりドンキーで働いていたことが功を奏したからか、
一段階い強くなった敵にもあっさりと勝利するようになった。
「それにしても南さん。ひっくりドンキーで働いていた経験が生きて本当に良かったですね」
「ありがとうございます」
「いきなり働かないのではなく、一度は働いてみる!その姿勢は大変素晴らしゅうございます」
そしてそれから数日後、私は急に外出してみたくなった。
「ペリーさん、私お出かけしたいです。付き合ってもらえませんか?」
「かしこまりました。ただすみません。いきなりだったものですから、一度リバーサル社の人間に確認を取らなければならなくて……少しお時間かかりますがよろしいでしょうか?」
「はい!あといきなりお願いしてすみません」
「いえいえ、お気になさらずに」
ペリーさんは少しの間、外へ出ていった。
それから約30分後……
「大変長らくお待たせ致しました。許可が出たのと、お車の準備が整いましたので、早速出発しましょうか」
こうして私たちは車で出発した。
そして私は豪華なお食事をすべく、とあるデパートへと向かった。
「こちらでお間違いありませんか?」
「はい!大丈夫です」
「それではここで待っておりますので、どうぞごゆっくりお楽しみください」
「あれ?ペリーさんは一緒に食べたりしないのですか?」
「ご心配なく!お会計はこのカードでお支払い頂ければ問題ございませんので」
そりゃあまあそうか……
リバーサル社の人間と一緒に食事なんてするわけがない。
私は一人でレストランの中に入った。
ここは予想通りきれいな場所。
いつか誰かと一緒に来てみたいな。
そう感じた。
その後私は何回か、外出するようになった。
ある時はカラオケ、ある時はゲーセンなど。
そしてある日……
「こちらの公園でお間違いありませんか?」
「はい!」
「それでは私は、またここで待っておりますね」
私はとある公園に来た。
この場所を忘れるわけがない……
ここは私の友達である『俊介君と淳一君』と一緒に遊んだ。思い出の場所なんだから。
(…………)
なんて……本人が覚えているわけがないのだから。
いつまでも過去の楽しかった記憶に囚われてはいけない。
もう忘れるんだ。せっかく私はハローニートと契約して、レギュラーリーグになって。
今とっても充実した日々を送れているのだから。
そう考えながら歩いていると、奇跡と言ってもいいことが起きた。
見覚えのある後ろ姿。これはもう……確信したんだと思う。
私は勇気を振り絞って声をかけた。
「あれ?淳一くんだよね!」
なぜひっくりドンキーで働いていたことが功を奏したか?それは今後明らかになります。
(珍しくまともな後書きだ)




