第69話 ようこそひかり!ニートの道へ!(S)
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
※今回はサイドエピソードです。
「あっあの!私ここのハローニートというところと契約しに来たんですけど、契約できませんか!?」
「株式会社リバーサルが提供しているサービスをご契約ですね!」
「あの……なにか参加条件とかありますか?私資格とか全然なくて……」
「いえ、ここは誰でも歓迎致しますよ!ここはニートを肯定する組織ですので」
ああ、私がこんなところに来るなんて……
ひっくりドンキーに勤めていた頃の私が知ったらなんて思うだろう?
「本サービスのルールを簡単にご説明しますね!」
「あっはい!よろしくお願いします」
「まず本サービスにご契約されますと、1日1回22時に……」
こうして私はリバーサルのルールをしっかりと聞いた。
この話を聞いている上で、1つ確信できることがあった。
この人は絶対『いい人』だって。
会社では私のことを気にもしてくれず、ミスしたら毎回怒られてた。
そうだよね。しっかり働けない人はいらないもんね。
そして私は契約書にサインした。
もう2度と元には戻れないことを覚悟して。
でもちょっと怖かった。なんで住所や電話番号まで書かなきゃならないんだろう……?と。
契約書を書いた後、ペリーさんと一緒に外に出た。
するとそこには1台の車があった。
「それでは今から、南さんのお宅に車でお送りしますね。どうぞご遠慮なさらずにお乗りください」
「えっ!いえいえ!私1人で帰れますので!」
「そういうわけには参りません。これは私……いえ、リバーサル社のためでもあるんです」
「どういうことですか?」
「私が南さんをご自宅までお送りするのは、契約書に書いた住所が正しいかを確認するためなんです」
「なるほど……」
「万が一間違えた住所を記載していた場合、利用者様に重大なペナルティを付与せざるを得ません」
「間違えた住所を書いたらどうなるんですか?」
「まず関係ない方のご自宅に不法侵入したとなって、私が裁かれることになるでしょう。そしてリバーサル社のメンバーに過度なご迷惑をおかけした場合、『強制生命略奪権』つまり利用者様のお命が失われることになります」
「そうですか……なかなか厳しいんですね」
「我々は任意団体とかではなく、企業として行っているものでして、ルールを明確にしておかないと、利用者様とのトラブルが絶えなくなってしまうので……」
やっぱりというか……こういうサービスって厳しいんだなと思った。
「それでは今から、絶対にやってはいけないことについて、ご説明致します」
「わかりました」
「まず絶対に逃亡や行方不明、そして自殺をしてはならないです。こちらは絶対お守り下さい」
お盆終わったのに暑いんだけど(笑)
そしてひかりめちゃくちゃ頑張ってますね!




