表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/190

第68話 幼馴染の転落と新たな道(S)

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!

※今回はサイドエピソードです。

私は立ち直れなかった。

全てが否定された気分だった。


あの出来事がきっかけに、私はおかしくなってしまったのだ。


「こらっ!南!何をやっているんだ!」


「すっすみません……」


「もっと仕事に集中しろ!」


もうすべてが嫌になってきた。

私は気づけばミス連発。今までのように働けなくなってきた。


周りからの視線も痛い……

どうして私はこうなってしまったの?

いつから私は道を間違えてしまったの?

そんなことばかり考えていた。


そうだ……きっと私はこれ以上ここにいてはいけないんだ。

そう考えた私は、勤めていた勤務先『ひっくりドンキー』を辞職することにした。


これで誰にも迷惑をかけなくなる……そう考えたのだが、

このままじゃ生活できない……そう思った。


「ただいま~」


私が家に帰ると、温かい家庭が待っていた。


「おかえりー」


「おお!おかえり~今日どうだった?」


「お姉ちゃんおかえりぃ!ゲームしよー!」


(…………)


私の本当の辛さを打ち明けたら……この家庭はどうなってしまうんだろう?

家族は皆、あの出来事のことをあれ以来触れてこない。

それはもう気にしなくていいということなのか?それとも単に忘れてしまったのだろうか?


……どちらにせよ私だけは覚えていなきゃならなかった。

そうしないと罪に耐えられない。何のために生きているのかがわからなくなってしまうから。


「お母さん、話があるの」


私はひとまず、今日の会社を辞職したことを伝えた。


「そう……」


母は少々残念ながらも、私のことを叱ったりはしなかった。

……いや、私は叱られるべきだったのかもしれない。

ずるずると過去をいつまでも引きずる私なんか、さっさと叱って吹っ飛ばしてもらえればよかったのかもしれない。


家族の了承を得たが、このままだと無一文。

いずれ家族は死んでしまうことを考えると、なんとしてでも収入を得る手段を考えるしかなかった。


私はなんとかネット中を駆け回った。なにかないかと。

長くは働けない。短時間で高収入であることが希望。そのためなら命までもかけるしかない。


その条件で調べると、ある一つのサイトにたどり着いた。


『ハローニート』


このサイトを見つけたあとの行動は早かった。

後日すぐにハローニートの事務所へと向かった。


「お初にお目にかかります。私は株式会社リバーサルに努めているペリーと申します」


ハローニートを訪ねると、そこには紳士っぽい印象の相手が立っていた。


「本日はこちらのハローニートにお越しいただき、誠にありがとうございます」


なんて丁寧な人……言葉遣いまで完全に紳士っぽかった。

何か大きなショックな出来事があったということでしょうな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ