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第62話 俺ニート、自らの運命を憎み、恨む(中編)

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!

「ちょっ!ちょっと待って!それじゃあまるで……俺がニートであることを知っていたかのようじゃないか!」


「……いいえ、最初は気づかなかった。でもある時に知ってしまったんだよ。淳一君がニートであることを!」


「なんだって!?それは一体いつ?」


「私が淳一君が頑張っているところをみたくて、何回か勤務先に行ったの!」


(……!)


「でも一回も淳一君には会えなかった。店内ぐるりと周ってもいなかった。だからおかしいなって思ったの」


(…………)


「だからお店の人に聞いてみたの。淳一君はいつ勤務しているのかを。私が友達であることを伝えて、なんとか聞き出すことができたわ」


(…………)


「そしたら、ここで勤務していたことはないっていうの。もう本当にびっくりしたんだから」


「……そうだよ。俺は嘘をついていた。イオムになんて一度も働いたことはない。それどころか、俺は学校卒業してからずっとニートだった」


「うん、イオムで働いていないと聞いたとき、察しちゃったんだよね。淳一君は本当は……ニートだったんじゃないかって」


「だが、それはひかりも同じだな。ひかりだって俺に嘘をついていた。なにがひっくりドンキーだ。俺は一度もひかりが働いている様子を見ようとは思ったことはない。だけど今ここにいるってことは、それはニートである絶対的な証拠なんだ!」


「……やめちゃったんだよね。ひっくりドンキー」


「……えっ?」


「私ね……頑張れなくなっちゃったんだと思うの。きっと実質失恋になっちゃったからなんだよね」


「ひかり……好きな人がいたのか?」


「……なんでそんなこと聞くの?」


「えっ!いや、まあその……なんとなく」


「そんなの淳一君が知ってなきゃダメじゃない!」


「……えっ?どういうこと?」


「あなたって本当に優しんだなって思ったよ。いつも他の人のために行動してくれる!そんな淳一君はとても優しいと思った」


(…………)


「私はね……淳一君のおかげで!好きな人ができたの!私の恋を応援してくれた。だから!また会えた時嬉しかった。すごく嬉しかったの」


「なあ……ひかりの好きな人って……」


「いいの、淳一君は忘れているだろうから、それでいい……例え淳一君が忘れていたとしても、私にとっては大切な人だと思っているよ」


(…………)


意味が分からない。本当にさっぱり……

俺がひかりの恋を応援しただと?

ばかな!そんな記憶は一切ない!


「なにか勘違いしてるんじゃないのか?俺は本当にわからないんだ」


「気にしなくていいよ。本当に。……本当に」


(……!)


次の瞬間、ひかりは泣き始めた。

……本当にわからない……ひかりは何を言っているんだ?

ひかりを泣かせた理由がわからない。

俺とひかり以外にもう1人いたというのか?

俺とひかりを結ぶ人が、いたというのか!


「淳一君、もういいの……そろそろ始めよう?私もう耐えられなくなってきちゃうよ」


(…………)


全てが混沌に包まれている。

だがひかりの言う通り、この空間に来た以上、戦いをしなければならない。


「……わかった……でもその前に1ついいかな?」

あれ……この方角ネタどこかで見たことあるような……?

はいそうです。スリープログレムダイも似たことがありましたね。

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