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第60話 俺ニート、異議ありぃ!をする

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!

……!ってかちょっと待て!

今のアリスの発言……『矛盾していないか?』

アリスはペリーと同じように、俺に自殺を祈願しているが、どう考えてもおかしい!

俺は力いっぱい……とはいかないがビシッとアリスに言い放った。


「異議ありぃ!」


「……!?」


「ただいまのアリスさんの発言は明らかに矛盾しています!」


「……えっ、何か私、おかしなこと言いましたか?」


「いや、俺に自殺を頼むこと自体十分おかしなことですよ」


「……それは、反論できないですね……」


「とにかく!アリスさんの今の発言はおかしいのです」


「わかりました。ではどの部分が矛盾していたか、教えてもらえませんか?」


「アリスさんは理由は不明ですが、俺に自殺をお願いしました」


「はい……そうですね」


「しかし!アリスさんは契約をした日このように言っています」


「……?」


「『あと失踪や自殺などは絶対ダメです。そして行方不明者にならないようにしてください』と」


「……あっ!」


「アリスさん!この矛盾!どう説明しますか!」


「…………」


よーし!アリスにビシッと指摘してやった!

俺はリバーサル社に勝ったのだ!この瞬間だけだがな。

こうビシッと矛盾を指摘できたとき、超気持ちええなぁ!


「……すみませんでした」


「いえいえ、ちょっとたまには指摘してみたくなっちゃって」


「説明が……足りていなかったことを、反省しています」


「どういうことですか?」


「私が自殺を禁止にしている理由は、死因が理由だったりするんです」


「死因……ですか」


「はい、高いところから飛び降りたり、電車にはねられたりすると大変まずいことになるんです」


(…………)


「もし、あのタイミングで淳一さんが自殺を選んでくれたら、私は安楽剤を使おうと思ってました」


「どうして死因にこだわるんですか?」


「すみません……それは言えないです」


(…………)


どうしてアリスは死に方にこだわるんだ?

どのような方法であれ、死に方はリバーサル社にとっては関係ないはず。


……いやそもそも、なんでリバーサル社は自殺を頑なに禁止するのだ?

むしろリバーサル社がニートに金を払う必要がなくなるはずだ。

現に俺はリバーサル社から金をもらい続けている。

リバーサル社が俺を生かしておくメリットがわからない……


「それじゃあそろそろ、私は昼食は作りますね!あっ朝食は買ってきたものがあるのでなしでいいですか?」


「……あっはい、大丈夫です」


こうして新たな謎を増やしてはしまったものの、

アリスが無事に戻ってきたことは、とっても嬉しかった。


……よし、今日も頑張ろう。

今日も戦いに勝ってお金を稼ごう。

そして今日からレギュラーリーグで手強くなるけど、しっかりと勝ち進んでいこう!

そう決めたのであった。


話が終わった後の流れは速い。

何も起こらずに時が進む。

そして気づけば22時にを迎えたのである。


さあレギュラーリーグ最初の相手は誰かな?

ドキドキとワクワクの感情が湧きつつも、俺は相手の顔を見た。


(…………)


(……そういう、ことか)


(アリスさん、俺が間違っていた。こんなことがあればさっさと死んでおけば良かったのかもしれない。俺はまたアリスさんを信用できなかった)


俺は思わず自分を責めた。

この人と戦うぐらいなら、死んだほうがましだ。

淳一君、発想を逆転させるのよ!

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