第59話 俺ニート、ペリー&アリスVSニート
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「……はい?」
「ペリーさんが言ってたことなんですけど、私がこの間改めて聞いてみたんですよね」
「……はっ、はあ……」
「そしたらペリーさんが、淳一さんに死んでほしいと祈った理由がわかりました」
「ペリー……さんから聞いたんですか?」
「はい……元々淳一さんにひどいことを言ったことに対して、軽く注意しようと思ったんですが……どうやら、しっかりとした理由があったことが分かったんです」
(…………)
「ペリーさんが視聴していたことは、筋は通ってたんです」
(…………)
死んでほしいと頼む奴のどこに筋が通ってるんだ?
ペリーは筋より道理を通すべきだろう。
「それでは教えてもらえませんか?ペリー……さんのどこが筋が通っているのかを」
「それはごめんなさい!言えないです」
「どうしてですか!」
「このことを教えてしまうと、リバーサル社の規約に違反してしまうのです。私まで処罰を受けることになってしまいます」
「解雇されるってことですか?」
「そんな生易しい物ではありません。もし破ったら、きっと私たちは『殺されてしまう』でしょう」
(……!)
待て待て1規約違反したら殺されるとかどんなブラック企業だよ!
労災が下りないよりも真っ暗な事案じゃねーか!
労基はどうした労基は!
「ペリーさんが理由を言わなかったのも、これが理由です」
「そうでしたか」
「どうでしょうか?私とペリーさんの気持ち、受け入れてくださりませんか?」
「……すみません、それはちょいと無理な話です」
「……!」
「Sとペリーさんとアリスさんがどんな事情を抱えているかは知りませんが、俺はまだまだ生きていたのです。いくらニートであっても、生きる権利は保証されるべきだと思います」
「…………」
「俺は絶対に死にません。バトルにも全て勝たせてもらいます」
「そうですか……」
「アリスさん、もう2度とこの話をしないでもらえますか?」
「…………」
「いくらアリスさんと言えど、こういう話は不快にしかなりません。全然楽しくないんですよ。こういう会話が」
「…………」
「ね?ですから、この話をさっさとやめて違う話をしませんか?」
「……わかりました。その代わりこの約束を守ってください」
「……?」
「どんなに悲しいことがあっても、絶対に暴行したり、悲しんだり、自殺したりしないでください。これを必ず守ってください」
(…………)
なんなんんだ……?どうしてアリスはここまでこの件に執着したがる?
いやペリーのことも含めたら、より執着が強い。
そんなに俺は死ななければならないダメニートなのか?
「わかりました」
「ありがとうございます」
俺はアリスというのがだんだんわからなくなってきた。
本当に前のアリスと『同じ』なのか?
エアコンがない家庭が人権ない気温になってきましたね…




