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第49話 俺ニート、有給休暇的な制度の全貌を知る

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!

「他にもあるんですよね?あと2つの例外というのは」


正直この例外だけでも十分すごいと思うんだけどな。

まだ例外あるとか何気に優しいのか?


「2つ目は長期入院とかです」


「長期入院……ですか?」


「骨折、持病、その他の要因で長期的に入院をしたり、手術が必要なレベルのけがをした場合、日数制限なく休むことができます」


「まあ確かに……そのレベルのけがをしたら戦えませんよね……」


「ただしこれができる条件は厳しくて、まず医師の診断書が必須となります。虚偽の申告をした場合は最悪の場合、2度と休みがもらえなくなります」


(…………)


つまり本気で死にたくない日は、わざとけがをすればいいってことか……


「あっちなみに、わざとけがしようっていうのはなしですよ~。その場合は休み取れないですからね」


「もしかして俺の心読みました?」


「いいえ、ただなんとなくそういうこと思いつきそうだなって感じたからです!」


(…………)


このエスパーアリスめ!


「話を戻しますが、わざとではないけがをしてしまって、かつ医師の診断書が必要なのと、もう1つあります」


「まだ何かあるのですか?」


「この休みを利用する場合は、リバーサル社に『20万円』お支払いする必要がありますね!」


「20万円……!?」


「まあ無料だと、やっぱりその不正みたいなことをする人がいるもんでして……その対策です」


理不尽な構図を見てしまった。

善意で無料にしていたら、治安が悪い人が悪用したり荒らしたりして、

運営者側が苦渋の決断で有料化するやつみたいだ。


「それから……もちろん入院等で休んでいる場合は、バトルに参加していないのでお金はもらえません。まあ食事だけは何とかなりますけどね。怖いのは電気とか水道が止まることかもですね!」


まあ俺みたいに親がいる場合は問題ないけど、一人暮らしのニートとか大変そうだな。


「最後の例外は、リバーサル社側に問題が発生してバトルが不可能な時です。まあこんなことはないと思いますが、一応伝えておきますね!」


「ちなみに……過去にそういうことがあったんですか?」


「…………」


「アリスさん?」


「はい……一度だけありました。あれはもう2度と起きてほしくないことだと思っています」


「その話を詳しく聞かせてもらえませんか?」


「まあ話してはいけないことではないので話しますが、リバーサル社は一度ハッカーに乗っ取られてしまったんです」


「……!」


随分すごいことが起きたんだな。

きっと大切な何かを失ったのだろう。


「ただ幸い大惨事には至らず、すぐに再開させることができました。あっその件はもう対策してありますので、安心してくださいね!」


(…………)


「さて、そろそろ私出発してもいいですか?」


「あはい!いいですよ」


「それでは今日はお疲れ様でした。また明日もよろしくお願いします」


(…………)


色々話は聞いたけど、レガトゥス宣言が一番使えそうだと思った。

これの使い道……少し考えてみようと思いながら、ゲームをした。

そして俺は眠った。

有給休暇的なのあるとかもはやホワイト企業やん!え?労災なし?それは仕方ないですねニートですので。

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