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第37話 俺ニートとウッキウキのディナー会完結編

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!

戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!

さて、アリスはアリスで楽しんでもらうとして、

俺は早速待ち合わせのデパートへ向かった。

今のうちに今夜行くレストランの下見をしておく。

俺が行ったことのない場所だったし、それにこういうのはある程度下見が必要かなと判断したからだ。


レストランの場所についた。どうやらここは、白を基調としたオシャンティーなお店だった。

値段もお高め。客層も上品なカップルやサラリーマンなどが利用している。

子連れ客などいなかった。


(…………)


まっとりあえず下見は終わった。あとは時間までゆっくりデパートの中を見るだけだ。

ウィンドウショッピングってやつだな。

そして目的もなくデパート内を見回ること1時間半後の18時45分。

ウィンドウショッピングを切り上げ、レストランの場所に戻ると……


「あっ!淳一君!こんばんは~」


これまたおしゃれをしてきたひかりが、レストランの前に立っていた。


「やぁ。待たせてごめんな」


本当は2時間前にこのデパートの中にいたんだけどな。

そんなことを言えるわけがない。

男としても、ニートを貫くとしてもな。


「全然!私も今来た所だから」


「良かった。それじゃあ早速中に入ろうか」


「うん、そうだね!」


まあここまでのいきさつはともかく、

ひかりが何の話をするのか?これが気になる所だ。


俺たちは早速キラキラ輝く白いテーブル席に座った。


「外の景色きれいだね~」


窓からはきれいな夜景が見れる。

ビルや他のデパートなどの明かりや、車のライトなど、

景色を見ながら食べる目的ならうってつけのお店だ。

その景色に、ひかりも見とれているようだ。


「そうだね。今日はこんなきれいなレストランに誘ってくれて本当にありがとう」


「うんうん!いいの!それじゃあ早速料理を頼もうよ」


「そうだね」


俺たちは早速メニューを見た。

さすがは高級店!料理が高いのはもちろんのこと。料理の写真がとれも美味しそうだ。

食べたことがない料理や、普段なかなか目にしない料理まであった。

迷った末、決めた料理を待つこと20分……


「お待たせしました!和牛ステーキセットと黄金海鮮丼とワイン2杯です」


俺が頼んだ和牛ステーキ。普段食べている肉とは比べるのが失礼なぐらいツヤが違う。

食べる前から舌がとろけるんじゃないかとさえ思う。


ひかりが頼んだ黄金海鮮丼は、豪快にいくらやウニが乗っており、マグロなどの魚もきれいに盛り付けられている。


「それじゃあ淳一君、乾杯しましょ」


「OK!それじゃあ」


キーン


静かな店内に響くグラスの音。

まるで偉い人とここに来ているみたいだ。


そして濃厚なワイン。これもまたうまい!

そして料理も食べてみた。

間違いなく今まで食べてきた料理の中で一番おいしい。

失礼を承知で言わせてもらうが、母の料理の数倍美味いと言ってもいい。


「これすっごくうまいよ!こんなに美味しい料理食べたの初めてだよ!」


「ああ全くもっとその通り。俺も食べた時はびっくりした」


この味は忘れることはないだろう。舌がはっきりと記憶した。

しばらく料理の味に感動しながら食べていた。そして一通り味わった後、俺から話を切り出した。


「ひかり……そろそろ話したいことを聞かせてくれないか?昨日から気になってたから」


「…………」


ひかりの行動が止まった。何か考えているのだろうか?

少し経った後……


「そのことなんだけど、淳一君にもっと仕事のことを聞きたいなと思って」


「仕事のこと?イオムで働いていること?」


「そう……そのイオムでの仕事はどんな感じなのかなと思って」


(…………)


さてどうしたものか。LIMEで話したこと以外を語るのはリスキーだ。

だが質問に返せなきゃニートと疑われてしまう。

俺は良い返しを考える。頭にムチを打って脳を回転させる。

考えた末に、一つの答えに達した。


「ごめん……少し考えたんだけど、あれ以上のことは企業秘密で話せないかな」


これぞ大手の特権!企業秘密逃れ!

これなら下手に詮索できまい!


「そうなんだ……ごめんね。企業秘密なら仕方ないね。私の所もそういうのあるから……」


ミッションコンプリート!!!

さあこれで心配する必要はなくなった。


「ねえねえ話変わるんだけどさ、このキャラかわいいと思わない?」


仕事の話から一転、ゲームのキャラクターの話になった。

やっているゲームは違えど、ゲームの話は俺も盛り上がれるもの!

ここからしばらく楽しい話が続いた。


そして話すこと1時間後……


「今日は楽しかったよ!たくさん話せて良かった。良かったらまたの機会にでも一緒に行こうよ」


「もちろん!俺も行きたい」


好感触のまま無事ディナー会は幕を下ろした。

だが結局、俺が昨日から期待していた展開にはならなかった。

まあまあ、段取りっていう物があるから、気長に待つとしよう。


「それじゃあまたね。おやすみ~」


「ああ……またな」


ディナー会が終わった後、そのまま駐車場へ向かった。


「あっ!淳一さんお疲れ様です。車発進させますね」


「よろしくお願いします」


「今日のディナー会はどうでしたか?」


「とても最高でした。かなり大きな出費になりましたが、それ以上の思い出が作れました」


「そうだったんですね!それは良かったです!」


「和牛ステーキとかも最高でした!今まで食べたこともない感動の味でしたよ。俺もあれが定期的に食べられるぐらい稼ぎたいですね。ニートのままで」


「そうなんですね!バトルゲームを頑張れば、そのうちなるかもしれませんよ!」


「そうですね。俺ももっと頑張って稼ぎます」


そして家について、少し経ったら22時。

バトルの時間となった。

が……今日の相手にも特に問題なく勝利した。

結果がどうであれ、ディナー会を行うことはできたので思い出にはなりましたね!

ちなみに私は高級料理を食べたことがありません!……悲しい。

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