第36話 俺ニートとウッキウキのディナー会潜入編
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
作戦通り風呂に入ることができた俺は、いつも以上に体を念入りに洗った。
いいシャンプーなどをすぐに用意することができないなら、
せめて気持ちをこめてきれいにする。それがせめての悪あ……男磨きだ。
まあ可能性が低いとしても、少しでも期待したくなるものだ。
ディナー会に呼ばれた理由が、もし新たな付き合いの始まりならば。
俺はそのスタートを最高の形で切りたいからな!
入浴、念入りの体洗いをすること、約50分。
ついにきれいなボディを手に入れた!
「お風呂終わりました」
「…………」
「あれ……?アリスさん?」
なぜだろう?アリスの姿はどこにもなかった。
「アリスさーん!アリスさーん!」
「…………」
一体どこへ行ってしまったというのだ?
俺はリビングまで行ってみた。すると……
1枚の置き手紙があった。
俺は早速その手紙を読んでみた。
「淳一さんすみません……どうしても外せない仕事ができたので、一旦外へ出ます。ですが安心してください!17時までには戻ります!必ず!」
(…………)
まあ、アリスはリバーサル社の社員だから仕事が入るのは仕方ない。
それに17時まではどのみち行動しないのだから、気にすることはない。
俺は気にせずパソコンやらゲームをした。
そして17時の5分前……
「淳一さん、お待たせしました。車の準備もできています!」
アリスは約束をしっかりと守ってくれる。
俺はアリスに絶対的な信頼をしている。気にすることはない理由はこれもあるのだ。
「ありがとうございます」
俺はアリスに、ひかりとの約束の内容の話と、待ち合わせの場所を伝えた。
そして俺たちは待ち合わせ場所に向けて、車を走らせた。
……道中何人かの遺体を見てしまったが、今日はそんなこと気にしない。
ひかりのために俺は行く!
って思ってたが、明らかに気になることを見落としていた。
「アリスさん、なんでスーツを着ているのですか?いつも私服で出かけているのに……」
「ああそれはですね……今回はスーツで行かないといけない仕事だったものでして……基本的に私服でいるのは、利用者と一緒にいるときです」
「なるほど……確かに急に外せない仕事と言えば、かなり真面目な仕事ですよね」
「もう~私はいつだって真面目ですよ~」
「ハハッちょっとした冗談ですよ」
機嫌がいい俺は少しアリスに冗談を言ってみた。
これはある種の予行練習なのかもしれない。
そのまま車を走らせて……数分後。
「つきました!ここで合っていますよね?」
「はい!バッチリです」
「それじゃあ一緒に……あっ!そうでした。2人のディナー会でしたよね。では私は待ってますね」
「俺のディナー会が終わるまでの間、車の中でずっと待ってなくてもいいですよ。たまには休暇もほしいですよね?毎日俺のためにバトルや家事をしてくれてますし」
「淳一さん……それじゃあお言葉に甘えて少しリフレッシュしてきます!」
男はいつだって少年心を忘れないものさ……




