第35話 俺ニートとウッキウキのディナー会準備編
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
ちょっとかっこいい戦術を使ってきた相手との戦いを終えた俺は、
またいつものパソコンをして寝た。
明日にはとっても楽しいことがあるのだからな。
そして迎えた次の日……
おおお天道様よ!俺のしがないニートのために、晴れを提供してくれてありがとう!
これは期待に応えねばな。最高の2人のディナーを楽しんでみせる!
「おはようございます。淳一さん」
「おはようございます。今日は何のパンですか?」
もはやパン前提で質問をする。
本当にいつになったら米料理が出てくるのだろうか?
「今日はアイストーストです!」
「アイストースト……ですか?」
「パンの上にアイスを乗せるものです。最近暑くなってきましたからね。ぴったりの料理です」
(…………)
そのアイストーストのつっこみはまたの機会にするとして、
「アリスさん、今日もうまた送迎頼んでいいですか?」
「お!また外出するんですね!ついに淳一さんアウトドアデビューですか!」
「まあある意味そうかもしれないですね」
「いいですよ!どこに行きますか?車の準備しますので」
「いえ……夕方に出発したいのです。普段アリスさんがまだ帰ってきてない時間帯です」
「あーなるほど、ちょっと確認してきますね。一旦外出てきます」
こうしてアリスは一旦外へ出た。
どこかへ電話をするつもりなのだろうか?
5分後……
「お待たせしました!大丈夫ですよ。送迎いたします!」
「ありがとうございます」
やったぜ!どうやらアリスは普段いない時間でも送迎してくれるみたいだ。
でも普段いないってことは、リバーサル社の仕事をしているってことだよな……
俺のためにその仕事をキャンセルさせていいのだろうか?
って思ったけど拒否されてないからいいや。
「ちなみに出発は何時ですか?」
「18時……」
そうだ!あまりギリギリに行くとまずい!
万が一、俺がリバーサル社の人と一緒に車に乗っている所を目撃されたら終わりだ!
ここは少し早めに行った方がいいかもしれない。
「17時でお願いします」
「わかりました!ではその時間になったら出発できるようにしておきますね」
よし!ディナー会の2時間前に出発なら問題ない!
車から出ればこっちのものなんだ。アリスを一旦別の場所に移動させればいいのだから。
「それからアリスさん、もう1つ頼みが……」
「……?なんでしょうか?」
「夜帰ってくるの遅くなるかもしれないので、先に風呂に入りたいです。準備お願いできますか?」
「そんなに遅くなるのですか?22時に間に合わないと大変なことが……」
「ああいえ、22時には間に合います。でも風呂の時間は取れないかもしれないので」
「そうなんですね!わかりました!では今から入浴の準備をしておきますか?」
「お願いします」
今風呂に入っておけば、22時まで思う存分楽しめるからな。
おっと!風呂に入らないっていう選択肢はねぇぜ!
いくらニートでも不潔にだけはなりたくないからな。
ディナーを共にできた時点で淳一君、君は勝ち組です




