第32話 俺ニート、幼馴染との過去を話す
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「それよりも淳一さん、さっきの話なんですけど、ひかりさんとはどういった関係なのですか?」
「俺とひかりは、小学校からの付き合いなんです。ただ高校卒業後ばらばらになった感じですね」
「お二人は仲が良いのですか?」
「はい!よく家で遊んだり公園で遊んだりしました!家ではよくゲームで遊んだりしますよ!」
「すごいですね!淳一さんには心強い仲間がいるってことですね!」
漫画みたいな話だが、俺に幼馴染がいたのは本当に良かったと思う。
一緒に遊んでくれる存在っていうのは、とても大切だからな。
「ひかりさん以外には、仲の良い友達はいますか?」
「それは……いないですね……話したことある人はいますが、ひかりのように仲良くなったケースは少ないです」
俺はクラスに馴染めずに、あまり話せなかったんだよな。
(……?)
あれ……?おかしいな。なんだこの違和感は。
何か大切な存在を忘れている気がする……
何かが頭の中で引っかかっている。
「まあひとまずお話を聞かせてくれてありがとうございます」
「いえ……」
そうだ!まだ他にも違和感がある。
仲良しだったはずのひかりとのLIMEは、なぜ今まで登録されていなかったのだろう?
今思えば、登録を忘れていたとか、高頻度で話していたからではない気がする……
わからない……
「そういえば、今日の相手によく勝てましたね!初めて銃で乱射してくるタイプに出会ったのですが」
「いやー……あれは本当に死ぬかと思いましたよ。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる戦法的な。一発でも当たったら終わりですからね……」
「淳一さんは華麗に左右に避けてましたもんね」
「そうですね」
「今回みたいに相手に攻撃のスキがない場合は、一旦待つのも手ですよ」
「ええ。今回の件で身に沁みました」
大体銃相手の戦い方が整ってきたかな。
「ところで気になってたことがあるんですけど」
「はい、なんでしょうか?」
「銃って構造上6発までしか弾が入らないと思うんです。でも俺も相手も2丁拳銃じゃない。一体残りの6発はどこにあるんですか?」
「ああ!それなら私たちが持ってますよ」
「アリスさんたちがですか?」
「はい、弾がなくなったら私が銃に補給します。補給は私たちの特殊能力で自動かつ迅速に行われるので、相手にスキを与えませんよ!」
「なるほど……」
自動で補給されるシステムはいいな。
俺がやっているゲームにもそのシステムが導入されてほしいぜ。
「ちなみに……」
「……?」
「恥ずかしながら、私が最初の戦いのときに忘れ物をしたと思うんですけど、あれが6発の弾のことなんです。補給するための弾を忘れてしまって、遅刻してしまいました」
「なるほど……そういうことだったんですね!」
主人公は何かを思い出そうとしている……?




