第31話 俺ニートと恐怖!銃のデメリットとは?
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
その後ももっとひかりとたくさん話そう!そう思ってたのだが、
「ごめん!そろそろ帰らないといけないんだ!」
「そうかぁ、じゃあまた今度会おう」
残念……もう少し話したかったな。
「あっそうだ!せっかくだしLIME交換しようよ!」
やった……やったぞ!やっとひかりとLIME交換できた!
昔はなぜかLIME交換してなかったんだよな。高頻度で会話してたからだと思う。
「ホイ!交換したよ!」
交換はわずか3分で終わった。もちろんお互い送信できるかどうかの確認もした。
「それにしても淳一君のLIMEアイコンは竜なんだね!しかもリアルなやつの」
「そうだよ!なんとなくでこれにした」
本当に特に不快な理由はない。だが不思議なことに、
一度アイコンを設定すると、なぜか変えようとする気がおきないのだ。
恐らくどんなアイコンでも、最初に設定したアイコンに愛着が湧いてしまうのだろう。
「ひかりのアイコンは……クローバーか。なかなかいいんじゃない?」
「でしょ!幸せなことが起きるように、クローバーのアイコンにしているんだ!」
俺もクローバーにしてたら、ニートじゃなかったのかな?
幸運パワーで就職できていたのだろうか?
竜にはニートを防ぐ効果はない。
竜が活躍できるのは、ゲームと将棋だけだ。
「それじゃあ交換もできたから帰るね、またね」
「ああ、また今度」
こうして2人の時間は終わった。
「淳一さん、さっきの方とは仲が良いのですか?」
「すみません……話は一旦後にしてもいいですか?」
今は幼馴染に会えた嬉しさに浸りたい。
最初はニートがばれるんじゃないかとひやひやしたが、
今ではまた話したいと思ったのだ。
その後は何もなく家に帰って過ごし、22時を迎えた。
「淳一さん来ます!今回の相手は結構強敵です!」
(……!)
「ひゃっはー!こいつを倒してさらに快適なニートになってやるぜぇ!」
相手はスピーディーに銃を撃ちまくっている!
俺が銃を撃つ暇もなくひたすらよけ続けた!
一発、二発、三発、どんどん撃たれていく!
……気づけば12発も相手は撃ち続けていたのだ。
だがその時!
「やりました!相手はもう攻撃ができません!やっちゃいましょう!」
「……え?ああ、わかりました」
わけもわからないまま、俺は相手に向けて銃を撃った。
バーン!
「ぎゃあああ!俺の快適なニート生活がぁ!」
「やりました!勝利です!おめでとうございます」
(…………)
「どうしました?淳一さん」
「いや、勝てたのは嬉しいんですけど……なんで相手は途中で攻撃をやめたのでしょうか?」
「きっと弾切れですね!」
「弾切れですか?」
「そういえば淳一さんにはまだ説明してませんでしたね!銃はですね、1ゲームにつき1人12発までしか撃てないんです!」
(……!)
そうか!そういうことだったのか!
銃が有利すぎるはずなのに剣を選ぶ人がいる理由!
なるほどな……必ずしも銃が一番強いとは限らないってことか。
強い武器には代償がある……そういうことです




