第25話 俺ニート、隠された秘密を知ることになる
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「さてそれじゃあさっきの話に戻るよ。このゲームに参加して本当に良かったと思っているの?」
「それはもちろん。だってお金ももらえるし、食事も提供されるし、とにかく最高にもてなしてくれるんだよ!ニートにとっちゃあこれ以上嬉しいことはないだろ?」
「そうだね。あっ言ってなかったけど、僕もこのリバーサル社が提供しているサービス、つまりハローニートのゲームに参加しているんだ。だから君が言ったことは全てその通りだとわかるよ」
(…………)
意外と浸透しているのかもしれないな。ハローニート。
「イッチ君は……いや、もう10chじゃないから名前で呼びたいな。なんていう名前?」
ネットだし本名を名乗るわけにはいかないよな。
ここは普段使っているネットの名前でいいか。
「レダ」
「レダ君ね。OK!んでレダ君はハローニートの戦いを始めて何日目?」
「詳しくはわからんけど、たぶん1週間ぐらい」
「あーじゃあまだ気づくのは難しいかもしれないね」
「なにを」
「このゲームの、隠された裏の事情さ」
「どういうことだ?」
「君はなんのために、ハローニートがゲームを開催していると思う?」
(…………)
「この質問は難しかったかな?じゃあ質問を変えよう。約1週間の間、なにかおかしなことは起きなかったかい?」
「特にないと思う」
「じゃあもっとはっきり言ってあげよう」
(…………)
『レダ君は、1週間の間で外に出たことはあるかい?』
「ある」
『そのとき、”たくさんの人が””死ぬ””瞬間”を見なかったかい?』
(……!)
昨日の行動がまるで相手に全てわかっているかのような質問だった。
「なぜ……なぜそのことを知っている!俺のことを監視でもしているのか?」
「いやいや、とんでもない!簡単なことだよ」
「……?」
『このゲームに負けた人は””殺される””ってことだ』
(……!)
そんなバカな!負けたら殺されるだと!?
そんなことアリスは一言も言っていなかったはずだ!
そんな大事なことなら最初に説明するはずだ!
「誰が、誰が殺すって言うんだ?」
「それはもちろん……”僕のスピアルと君の担当者”だよ」
もう驚く気力さえ湧かない。
今日1日で何回驚いてしまったんだ。
アリスが昨日4人も殺しただと!?そんなはずはない!
それに負けたら死ぬなんて話は聞いたこともない!
負けたら強制労働じゃないのかよ!
「まあ今日会ったばかりで、信用できないっていうところもあるだろうし、ここから先は君の担当者に直接聞いた方が早いよ。それじゃ、僕はこれで失礼するよ」
(…………)
希望と絶望が全てひっくり返ったその時、主は何を思うだろう……?




