第19話 俺ニート、最悪の不幸を引き当てる
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「車の準備ができました!」
「ありがとうございます」
そして俺たちはサイン会の会場へと出発した。
ここからサイン会まで車で15分。遠くない場所でとても助かった。
あともし車がなかったとしたら、きっとバスで行くことになっていただろう。
慣れないバスはあまり俺にとって良くないので。
「それにしても、改めてなんですけど淳一さんが外出なんて珍しいですね!そんなにサイン会が楽しみにしていたんですか?」
「はい、俺にとってとても大事なことなんです」
「そうなんですね!ちなみにふと気になったことなんですけど、淳一さんがアニメにはまったきっかけって何なのですか?」
「俺には実は、兄がいるんです。しっかりと働いていて自立もできている自慢の兄が」
普通誰でも働くし自立できるだろ。っていうツッコミはなしで。
幸いアリスはそんなことを言ってきたりはしなかった。
「それで、その兄に誘われて、一緒に映画をみたりしていったんです。それがきっかけですかね。その日以降色々見たりするようになりました」
「そうなんですかぁ~兄がいたんですね」
「今兄がどこにいったのかは、最近連絡していないのでわからないんですが、きっと今でも頑張って働いていると思います。きっと昇進とかもしてそうですね!」
こんなことを言うことしかできないニートの弟。虚しくなってくる。
「淳一さん!サイン会の場所につきましたよ!」
そうこう話しているうちにサイン会場についたようだ。
「大丈夫ですか?結構緊張されていますか?」
「だっ……大丈夫ですよ。それではいってきます」
若干声が震えていて、かつ手汗も書いていながらそう返事をした。
……サイン会でなにかやらかすんじゃないかと思ったが、何も問題なく終わった。
「ただいま、終わりました」
「おかえりなさい!このまま昼食に行きませんか?」
「いいですね。今日はハンバーグの気分なので、そこへお願いできませんか?」
「わかりました!早速出発しますね!」
アリスは車を走らせた。次の目的地はハンバーグのレストランである。
そして5分後……事態は大きく一変する。
(……!?)
なにやらビルに人だかりができている。
俺はすぐにビルを見たが、特に何もないように見えた。次の瞬間!
「えちょっ!」
ドーン!
その目に移った光景は……
『大きな人間が上から落下してくる瞬間』だった。
サイン会私も行ってみたーい!私の住んでいる地域ではサイン会なんて全然ないのです……




