第188話 俺ニート、超感動の再会をする
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
俺以外の家族を失った過去があっても!俺はめげずに生きていく!
「それじゃあ早速、僕が見つけた方から調べてみよう」
そう言って、梅田が見つけた部屋の前へ行く。
「早速この鍵を使ってみて、違ったら次の部屋に行こう」
俺は鍵を使ってみた。
ガチャ
「……!開いた」
「いきなりビンゴだね!早速入っていよう!」
中に何があるのかは少し怖いが、恐る恐る入ってみる。
(……!!!)
なんだ……この部屋は?
ここはミステリアスな雰囲気が出ている、研究所みたいなところだった。
「不思議な部屋だね~」
「ここは何のために使うんだろうな?」
とりあえず危険性がないと信じて、中を調べてみると……
「……!三上君!気になる物見つけたよ!」
「……ん?」
早速そっちの方を見てみる。
(……!!!!!!)
なんだこれは……?
ミステリアスな雰囲気の部屋から、さらにミステリアスな物が出てきたぞ?
「これは……なんだ?」
「これ漫画で見たことあるね。確か……『コールドスリープをする』機械だったはずだよ」
「コールドスリープ?」
「簡単に言うと体を長期間保存する目的で使われるね。現代の医療では治療不可能な病気になったときに、未来の医療に期待して、体を保存することで、何百年も生きられるっていう物だよ!」
「そうなんだ」
「つまり……オリジナルは……もしかしたらここにあるかもしれないよ!」
「……!それは本当か?」
「うん!全部で7台あるみたいだから、どこかにあるかもね!」
確かに7台あるな。俺は7台とも調べてみる。
すると……そのうち4台が稼働しているようだ。
「早速開けてみるね」
「……よろしく」
梅田はまず最初に1台だけ開けてみた。
プシューゴゴゴゴゴ……
「……!!!これは……」
「間違いないね」
「そこの中には……『アリスがいた』」
「アリスさん!アリスさん!起きてください!お願いします!」
俺は藁にも縋る思いで、アリスを起こそうとする。
「……んー」
アリスが……声を出した!
「アリスさん!起きてください!」
「……どうしたんですかー」
「俺です。三上俊介です。アリスさんを助けに来たんです!」
「……三上……俊介さん?どなたでしょうか?」
「……!そんな」
「三上君……別におかしなことではないと思うよ。だってオリジナルのアリスは、三上君と出会ったことは一度もないし、オリジナルはクローンの記憶を、多分……持っていないから」
「……そういうことか」
その事実に、俺は落ち込んだ。
だが……アリスと再会できた事実は変わらない。
「アリスさん……俺と一緒に……思い出作りしませんか?」
「……え!どういうことでしょうか?」
「これを見てください」
俺はアリスに2枚の手紙を渡した。
残りの1枚は、自白のものだったためあえて見せなかった。
「……!これって、私は過去に会ったことがあるということですか?」
「そうです。正確には……あなたのクローンが、俺に出した手紙となります」
「そうだったんですか……そういえば、私は覚えていることがありました」
「……!それはどういうものですか?」
「私は……過去にデバードさんと会っているんです。そしてうちで働かないか?って言われて、そしてここに来て……だけど……その後の記憶がないんです」
「なるほど……」
「教えてください!私は、そのクローンになってからどんなことをしたんですか?」
「それは……」
俺は全てを話した。
「そんな……私……そんな悪いことを……」
「いえ、あなたのせいではありません。だから気にしないでください。それより、これから一緒に思い出を作りたいんです」
「三上さんと……ですか?」
「お願いできませんか?その代わりちゃんと卒業します!ニートを……卒業しますから!!!!」
「…………」
「……わかりました。私も正直……これからどうすればいいのかわからないので、私を……導いてください。よろしくお願いします」
「はい!よろこんで!」
こうして……アリスが再び、俺の仲間になってくれた。
感動の再会!これはとてもハッピーエンドに近づいてきました!




