第17話 俺ニート、3人の相手を分析する
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、まさかのチャンスが訪れる!そのチャンスとは、ゲームに勝利し続けると快適なニートを送れるというものだった!そのチャンスをものにするために、早速契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「淳一さん!ついに3回目のバトルゲームですね!お気持ちの方はどうですか?」
「なんかいけそうなきがしてきました」
謎の自信があった。2回勝ったからだろうか?
……本当にそれだけが理由なんだろうか?
「……そろそろ始まりますよ!戦いに集中しましょう!」
(…………)
間もなくして敵が俺の姿を見て気づいた。
「相手は剣タイプのようです。距離を詰められないように気を付けましょう!」
「剣タイプならこちらが有利ってことですよね?」
「……それは相手によります」
「そうですか……」
必ずしも有利になるとは限らない何かがあるということなのか?
「相手が来ます!」
「うぉっ!」
相手はこちらに向かって走ってきている。もうやるしかないようだ。
バーン!
「くっ……やっぱりだめか。剣で銃弾を弾くのは……」
そう言い残して倒れた。
ちょっと面白い死に際のセリフだなと思った。
「やりましたね!勝利です」
(…………)
何だろう……この違和感。俺の考えすぎなのだろうか?
なぜこんなにもあっさりと勝てるんだ……?
「それじゃあ元の世界に戻りましょう!」
そう言って、元の世界に戻った後。俺は相手に質問をした。
「ちょっと気になったことがあるんですけど」
「はい、どうしました?」
「なんか相手がやたら弱くないですか?今回の相手は剣だから不利だったのはともかく、なぜ2回目の時は、相手は何も攻撃してこなかったのでしょう?」
「相手も慣れていないプレイヤーだからですよ」
「それはわかりますが、なんというか、今回であった3人とも、やたらと弱かったんですよね。いやもちろん弱い方がありがたいんですけど、相手も勝ちたいと思っているはずのなのに、こんなにあっさりと勝てて良かったのかなと」
「なるほどぉ~なかなか鋭い着眼点ですね」
「単純に俺の考えすぎだったらそう言ってください。それ以上考えないようにしますので」
「わかりました。ちょっとだけ秘密をお話ししましょう」
(……!?)
なんだ突然!いきなりすごいことを教えてくれるのか!
俺は段々胸が高鳴りだした。
「実はですね……このバトルゲームは、『ランク』というシステムがありまして、戦闘回数や戦闘力に応じて、戦いのマッチする相手が変わるようになっています。淳一さんはまだ入って間もない新人さんなので、一番低い相手としかマッチングしないようになっています。だからですね~」
「なるほど……」
いい戦いになるように調整されていたんだな。
どうやらただゲームをさせたいわけではなさそうだ。
「ちなみにそのランクの中でなら、淳一さんは強い方だと思いますよ!」
「そうなんですね」
俺は別に運動とか仕事をしていたわけではないんだがな。どうしてこんなに勝てているんだろう。
さてはゲームや10chによって知識とかがついたからか?
ランクのおかげでゲームは楽しくなる……ランクシステムを最初に考えた人は天才なのです!




