表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
167/190

第167話 俺ニート、衝撃の新事実が伝えられる

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

俺以外の家族を失った過去があっても!俺はめげずに生きていく!

「……!そっそんな……」


「はっはっはっは……実に愉快だ。家族全員を失って、さらに目の前の相手を失った。お前はこれで5人の仲間を失ったわけだ!俺除いてな!」


「……ぐっ……」


俺は膝から崩れ落ちた。もう何度目かもわからない。

目の前が真っ暗になりそうだ。

俺は……あまりにも無力な存在だ。


「所詮ニートっていうのはなぁ。単純で弱い男しかいねぇのさ!目の前の女さえも救うことができずによぉ!目先の餌につられてろくに努力もしねぇでよぉ!」


(…………)


「だが安心しな!お前が次の犠牲者になれるんだ。しかもすごいことに、リバーサル社の中で死ねる。こんなやつなかなかいないぜ?」


(……!)


俺が……殺されるだと?

もうとっくに契約は切られているというのに!?


俺はすっと立ち上がり、


「なぜ俺が殺されなければならない!俺はもうすでに契約を切られているはずだ!」


「殺す理由かい?それならさっき言っただろう。2度は言わないね。だが契約が切られている……という主張に対しては、いてぇとこついてくるじゃないか」


(…………)


「まあその軽いジョブに免じて、いいことを教えてやろう」


「……いいこと……だと?」


「今からお見せしよう!」


そういうと、デバードはポケットからスマホを取り出した。


それから数分すると……


「俊介さん!」


(……!)


「アリス……さん?なんですか?」


「俊介さん!」


「心配しなくても俺はここにいますよ」


「俊介さん!」


「俊介さん!」


「俊介さん!」


(…………)


アリスはずっと俺の名前しか言わなかった。

そして気のせいか……後ろからも声が聞こえる。

俺は恐る恐る振り返ってみた。


すると……


(……!!!!)


これは……まるでゲームの世界に入り込んだかのようだ。

なんとアリスが……『100体近く』いたのだ。

しかも姿も全く同じ。


「あーーーーっはっはっはっは!実に傑作だよ!人造人間だどうだいってたけど、残念だったなぁ。もっと違う存在だったのさ!」


「……どういう……ことだ?」


「本当の正体を教えてやるよ。リバーサル社の職員はなぁ。全員『クローン』だ。オリジナルの情報を元にコピーされた存在。ようはただの使い捨てってわけさ!」


「クローン……だと?」


「リバーサル社は働いている奴は5人しかいない。だがその5人を無限に増やすことができれば、ニートが何万人だろうとあっという間にさばけるってわけさ!」


「……じゃっじゃあ!アリスは!アリスと今まで楽しんできた思い出は!」


「あーあのクソみたいなバグ個体かい?あんなものはとっくに処刑されているさ!処刑というより破壊だな」


「お前……お前!」


「あーそうそう、デバードになったから話すけど、お前を1度だけイルミナが担当した奴も、クローンだから可能。それ以上でもそれ以下でもない。アリスが担当しちゃったら疑惑の目を持たれそうだったからねぇ……」


(…………)


「恋をしてはならない……これはクローンだから、っていう理由が表向きだが、もう1つの理由も特別サービスでただで教えてやろう。それはなぁ……『スキンシップを避けるため』なんだよな」


「スキンシップ……?まさか!太もものことか!」


「そう!もし恋人関係になったら、お互いの体を障ったりするだろう?そうなるとまずいんだよねぇ……太ももに隠された秘密を知ってしまうことに……」


(…………)


「それにルールに定めておけば、最悪強制生命略奪権で命奪えるからなぁ……」


「そっそれならおかしい!なぜ俺がアリスさんをおんぶしたときに、その権利使わなかった!」


「ああそれかい?あの時の俺は気分が良かったからな。特別に見逃してやったのさ!もちろんSNSとか10chに流そうとしたら、その時点で殺すつもりだったけどなぁ」


「それはどうだろうか?」


「……なに?」

これならどれだけニートがいても、ちゃんとさばききれますね!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ