第166話 俺ニート、ボスとご対面する
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
俺以外の家族を失った過去があっても!俺はめげずに生きていく!
「梅田さん!……梅田さん!」
俺はとっさに梅田の体に触れて確認する。
(……!!)
梅田は……『息をしていなかった』
「どうして……!」
それはあまりにも突然すぎることだった。
突如梅田が倒れ、全く反応がない。
梅田が死んだかどうかはわからないが、
少なくとも意識はないことはわかった。
「あーあ、まじだるいわー」
(……!?)
「そろそろ正体を明かしてやるよ!」
「いっ……一体お前は何を言って……」
「あーあ、もっと早く始末しとけば良かったと後悔しているよ」
「……!お前は誰なんだ!」
「おやおや、勘が良くないね~ここまで聞いて察せないなんて鈍感男……いや鈍感ニート!」
(……!)
そう言うと、十文字は顔にかぶっていたマスクを外した。
「俺はなぁ……十文字なんかじゃねぇ……本当の名前はなぁ……『デバード』つまりリバーサル社のリーダーってことさぁ!!!」
(……!!!!)
「はーーっはっはっは!いやー実に傑作だ!このリバーサル社の本拠地にたどり着けるとは大したもんだぜ!」
「お前……どうしてこんなことをした!」
場は一気に修羅場と化す。
お互い経緯とか態度を全く気にしない!ガチの戦いが始まった。
「変装のことか?それなら簡単だ。お前が危険人物だからだ」
「危険人物?」
「お前はアリスに本来存在しないはずの感情を生み出した。このままではリバーサル社全体が崩壊しかねない。だから消えてもらうことにしたのさ」
(…………)
「つーわけでデバード教授によるネタバラシたーいむ!」
「ネタバラシ……どういうことだ?」
「まず昨日言っていた内通者のことはせいかーい!」
「……!待て!昨日いなかったはずだ!話し合いの場に」
「外から聞いていたからねぇ。こっそりとね」
「なんだと!じゃあ全部聞いていたのか!あの日の2人の会話!」
「もちろん!全て聞かせてもらったさ」
全て筒抜けだったのか……なんて恐ろしいやつ
……ん?じゃああの時の謎の音って……!?
「それから、なぜ情報を漏らしたと察知できたかだな。それも簡単、俺がいる前で梅田に情報を渡しやがったな!だから一発でわかったんだよ!」
(…………)
「あーあ、本当は1回目の時に母を始末しようかと思ったんだがなぁ……俺の数少ない良心で許してやったのになぁ……そこでやめとけば母だけは助かったのになぁ」
「……くっ!」
「それにしても、三上も梅田もバカだよ!俺を特に疑わず同居に賛成しちゃってさぁ。俺と同居しなければ命を失わずに済んだものを……」
「命……だと!?」
「そう、母のこと……そして……『梅田のこともだ』」
「……!なんだと!?梅田?」
「梅田はなぁ……『たった今死んだ』死んだも同然だ」
ついにクライマックス!勝つのは一体どっちなのか!




