第165話 俺ニートと決戦!リバーサル社!
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
俺以外の家族を失った過去があっても!俺はめげずに生きていく!
(…………)
ついに……来てしまった。
運命の日が。
季節は未だ夏。暑さの衰えない日々だ。
そんな中、俺たちはある1つの出来事に燃えている。
それは……リバーサル社に突撃すること。
間違いなく……今までで一番緊張することになるだろう。
俺たちはこれ以上……犠牲者を増やしたくない。
そのためには……説得して勝たねばならないのだ。
リバーサル社の職員に……!
「おはよう」
「おはよう」
「おはよう。2人とも昨日はよく眠れたかな?」
まずは挨拶。どんなに重要な日であっても、挨拶を欠かしてはならない。
「問題ない。体調も無事完治した」
「俺も元気だよ」
どうやら3人のコンディションは問題ないようだ。
「皆さんおはようございます。こちらが今日の朝食です」
今日ももちろん出される朝食。
スピアルに作戦が察知されないように。
普段通りを装って食べた。
そして食べ終えて少し経つ頃、
スピアルはいつも通り出発する。
家には俺たち3人だけ。
「よし……それじゃあそろそろ僕たちも行こうか」
「了解した」
「わかった」
梅田の一声によって。俺たちはついに出発したのである。
「行き方については僕が事前に調べておいたから、僕についてきてよ」
「昨日調べたのか?」
「そうそう、どの電車に乗るのかとか、どの駅で降りたらいいのかをね。僕が作戦を言い出したのだから、ちゃんとその辺はやっておいたよ」
どうやら目的地までは問題なく行けそうだ。
そしてその後、梅田の言った通りに電車を乗り継いだり歩いたりした。
途中で小休憩を挟んだりもした。
そして出発してから……2時間後……
(…………)
「住所によると、ここみたい」
「三上殿、梅田殿、なんだか変であるぞ」
「……?変って?」
「企業なのに、企業ロゴとか一切書いていない」
「なるほどぉ……つまりこれは裏社会っぽい感じだね。普通の企業とは違うみたいだ」
容赦なく家族の命を奪う企業が、普通でたまるか!
「それにしても……どうやって中に入ろうか」
「……あ」
そういえばそうだった。
俺たちは中に入る方法を考えていなかったのである。
「ひとまずどこかに隠れよう。何かいい案が思いつくまで」
「わかった」
俺たちは一旦その場を離れようとした……その時!
「……あれ?」
なぜか普通に扉が開いたのである。
「……?妙だねぇ?まあいいや入ろうよ」
(…………)
リバーサル社はこんなにセキュリティがずさんなのか?
それとも……この場に透明人間がいたりするのか?
人造人間がいるのであれば、透明人間がいてもおかしくはない。
だが透明人間がいたら、それはそれで非常にまずい気がする。
……まあとりあえず中に入ろう。
今さら考えるのは遅すぎる。今は考えるより手足を動かすフェーズだ。
俺たちは恐る恐る中に入ってみた。
……不思議なことに、警報機が鳴ったり、セキュリティロボットみたいなのは一切いない。
そして中も普通の会社みたいな感じである。
……特に怪しいものはない……
そのまま先に進むと、少し豪華な部屋があった。
俺はそのままその扉を開けた。
なぜかここにも鍵は掛かってなかった。
そのまま中に入る。
そこは……体育館より一回り大きい、まるで運動場とライブ会場が合体したみたいな空間だった。
(…………)
ここも特に怪しいものはない。
……と思ったその時!
バタッ!
(……!)
俺はその音でとっさに後ろを振り返った。
すると……!梅田が……倒れていた。
ここでまさかの急展開!まさかのラスボス登場!




