第160話 俺ニート、お互いの言弾が飛び交う
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
俺以外の家族を失った過去があっても!俺はめげずに生きていく!
(……!)
「そうやってすぐ他の誰かを内通者って決めちゃってさぁ……有力な根拠もないのにね」
(…………)
そっそんな……俺が黒幕だと?
「違う!俺は普通のニートなんだ!」
「でもさあ、客観的に見たら三上君の方が怪しいよ?」
「……それはどうして?」
「まずハローニートと契約が解除になった話、これってまずありえないんだよね」
(…………)
「確かに三上君は戸籍を偽ったかもしれない。でもさ、それで解除になるのはなんで?」
(…………)
「普通の会社なら信用を失うとか、取引先に迷惑をかけるとかあるかもしれない。でもハローニートもといリバーサル社はさ、戸籍を偽ったことでなにかデメリットになるのかな?」
(……!)
「僕はこのまえ10chで見たんだ。もしかしたら嘘かもしれないけど、ハローニートとの契約が解除できないせいで、社会人と夜戦両方こなさないといけなくて辛いっていう話」
「ん?両方?ハローニートと契約したなら働かなくていいんじゃないのか?」
「そうじゃないんだ。三上君も知ってるでしょ?プロフェッショナルブーストシステムのこと」
「ああ、知ってる」
「その制度のせいで、ニートじゃいられなくなって、働きだしている人が後を絶たないんだ」
(…………)
「ひどい話だよね……ハローニートはニートを歓迎するのは正しかった。だけど永久的にニートを支援する場所ではなかった。ってことなんだよね」
(…………)
俺も決して他人ごとではなかった。
最後の戦いの相手は、プロフェッショナルブーストシステムを使ってきた相手だ。
俺は正直よくわからなかった。
どうしてプロフェッショナルブーストシステムが存在していたのかを。
だけど……これが……真実だって言うのか……
「おっとごめんね、話を戻すね。三上君がなぜ契約が解除されたのかなんだけど、それについては僕は完全に信じることはできない。黒幕がついた嘘っていう風にも考えられるんだ」
(…………)
ドゴッ!
(……!)
「ああ多分外の音だよ。割とこの家防音が低いからさ……」
「なるほど」
「さて、そろそろネタバラシしようかな」
(……?)
「僕は三上君が本気で犯人だとは、まだ思ってないよ」
(……!)
「ごめんね。ちょっと試すような真似しちゃってさ」
「どういうこと?」
「本当に三上君が犯人なのかどうか、ゆさぶってみたんだ」
(…………)
「まあ冷静に考えてみれば、家族が殺された人が黒幕だとは思わないよね」
「……ふぅ」
俺は疑われてないと知って安心した。
「じゃあそろそろ本題に入ろうか」
「……本題」
「今後のリバーサル社に対しての対策だよ」
「なるほど」
「三上君もさ、仇を討ちたいでしょ?リバーサル社に」
これは2人の絆を深める重要な回ですね!




