第158話 俺ニート、ジョナサンのナイトークに付き合う
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
俺以外の家族を失った過去があっても!俺はめげずに生きていく!
(…………)
妙だな……
LIME時代のときから、梅田が1度も深夜に話したいと言ったことはない。
……ひょっとして……今日の戦いに『負けた』のか?
「僕を助けると思って、どうか今話を聞いてほしいんだ」
「わかった」
……まあ俺に断る権限はないんだ。
ここは付き合う一択なんだ。
「それじゃあとりあえず下に来てほしい」
「わかった」
俺たちは1階へ向かった。
「それじゃあ早速……僕の話に付き合ってほしい」
「わかった」
「まずなぜ今じゃないといけないかっていうと、僕は最近ある恐ろしい疑惑を持っているんだ……いや、まあ今日ので確信に変わったんだけどね」
「なるほど、それは一体……?」
「リバーサル社は……『利用者の生活を監視している』」っていうことだよ」
(…………)
今までがどうであれ、今日のあのタイミングの良さ。
そして俺が太もものことを話した後に、電話が来たスピードの速さ。
俺も薄々感じていた。
「確かに……俺もそう思うことはある。だけど証拠がないから、確信するにはまだ早い気がする」
「今日さ、三上君に電話来たじゃん?あれで母を殺したことを伝えてきたんだよね?あれってさすがにタイミング早すぎるよね」
(…………)
「まるで監視カメラがあるみたいに……」
「……いや、それだったら気づくと思うぞ。なにせ自分の家だからな」
俺が気づかなくても、これだけニートがいるんだったら見つけた人がいてもおかしくないだろう。
「監視カメラじゃないんだったら……だいぶ難しくなってくると思うけどね」
(…………)
「でも仮に監視カメラだとしたら、職員全員が『寝ている可能性の高い』時間にしたかったんだ。監視の目を逃れるためにね」
「人造人間は眠らないんじゃないのか?」
「確かに眠りはしないかもしれない……でもさ、『充電』っていう考えはどうかな?」
(……!)
「3人に話を聞いてみて共通していることとしてわかったのは、全員が戦いが終わった後は、朝まで職員は戻ってこないってことなんだ」
(…………)
「これはつまり……職員の『電源が切られている』っていう可能性があると思うんだよね」
「なるほど」
人造人間が事実だとすれば、この説は一理ある。
そして太ももの硬い部分に、充電する端子が備わっているとしたら、
利用者にばれることもないかもしれない。
「でもね。実はもう1つ……可能性があると思うんだ」
「それは一体……」
「今回に限ったことではあるんだけどさ」
(…………)
「この中に……『内通者』がいるんじゃないかなって思って」
さあ!ついに最終章がかなり近づいてきましたよ!




