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第143話 俺ニート、ついに居候生活へ!

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

父と兄を失った過去があっても!俺はめげずに今を謳歌する!

……とにかく、俺は今は寝るしかない。

負けた自分をずっと悔やんでいたら、日が暮れちまう。


これは自分自身が無力だったからこそ、こうなったんだ。

決してリバーサル社のせいにしてはいけない。


……亡くなった父の分まで頑張らないといけないな。

まずは明日ジョナサンの家に行こう。


……色々なことを考えてしまって、なかなか寝付けなかった。

だがそのうち俺は自然と睡魔に襲われたらしい。


……そして迎えた次の日。


俺はまずジョナサンに、引っ越しの準備が終わったことを伝えた。


「おや、結構早いね。もしかして火事場のバカ力ってやつで、大急ぎでできたのかな?」


「まだ母が住んでいるから、俺の荷物だけでいいからすぐ終わった」


「なるほどね。それじゃあ今からそっちに行くから」


「えっ?」


「荷物、少なそうだから僕が運んであげるよ。車で」


「本当に……いいの?」


「まあ運転するのはスピアルだし、僕がやることはそんなにないからね」


「ありがとう」


本当に優しすぎる。聖人だな。

優しすぎて何か裏があるんじゃないか?って思うぐらい。


「とにかくそっちに行くから待ってて」


これはジョナサンに何があっても逆らえないな。

絶対にできないけど、ジョナサンが戦いに負けたとき、


「レダ君代わりに死んでよ」


って言われても文句言えないな。

ペリーやデバードに言われるよりよっぽどましだ。


それから数分後……


ピンポーン


「はい」


「やあ!僕だよ!」


ジョナサンが来た。

もちろんすぐに扉を開ける。


「やあ!おはよう!それで、運んでほしい荷物はどれだい?」


「今持ってくる」


そういって、俺はパソコンとゲームと、その他どうしても持っていきたいものを詰めた、ダンボールを持ってきた。


「これで全部かい?」


「うん」


「まあもうここに戻れなくなるわけじゃないからね。全部持っていく必要はないって感じかな」


「まあ……そんなところ」


「これなら1回で運べそうだ。それじゃあ車に積んじゃっていいよ」


俺はそう言われて、ダンボールを車の後ろに積んだ。


「それじゃあ行こうか」


こうして俺たちが乗った車は出発した。

……移動中はそこそこ時間があるので、俺は気になることを聞いてみた。


「あの」


「……?どうしたんだいレダ君」


「俺が言うのもなんだけど、どうして俺なんかのために優しくしてくれたの?」


「理由は2つあるよ。1つは切羽詰まっている人を放置するわけにはいかないから。もし自殺でもされたら、僕が負い目を感じてしまいそうだからね。もう1つは……リバーサル社の特定に協力する人材が欲しかったから」


「……!人材……?」


「そう、僕はそろそろリバーサル社の場所とか正体を特定したくてね。そのために10chとかやってたんだ。そしたら偶然礼儀正しいレダ君に会えた。そしてその後にもう1人も」


(…………)


「レダ君……どうか僕の活動に協力してくれないかな?リバーサル社の情報が少しでもほしいんだ」


「それはもちろん、協力するよ」


ここまでされてこのお願い断った奴は、ホームレスにでもなればいい!


「ありがとう!詳しい話は僕の家に着いてからするね」


「わかった」


「あとそれともう1つ、今日あたりにもう1人僕の家に住む人が来るんだ。その人と仲良くしてね」


「……?それってどんな人?」


「同じようにニートの人さ。そうだねぇ……ちょっと癖の強い人かな?でも僕のリバーサル社の特定作業に協力してくれるって!だからこれで3人になったね!」


「そうなんだ」


もう1人の住人……一体誰なんだろう?


ジョナサンはちゃんと考えを持って居候を許可したってことですね

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