第141話 俺ニート、最後のニートデスバトルをする
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
父と兄を失った過去があっても!俺はめげずに今を謳歌する!
(…………)
この異空間で戦うのも……今日で最後か。
最後だからって気を抜かず、ちゃんと勝利しないとな。
ってかアリスがいないんだが、どうやって戦えばいいのだ?
確かお互いの、メンバーが全て揃わないとスタートしないんだよな。
じゃあアリスがいないということは、一生始まらないということでは!?
っと予想外の事態に不安になっていると、
「やほーはじめまして~」
「……!あなたは?」
「私は『イルミナ』です。今回だけの助っ人として俊介さんをサポートします」
「よろしくお願いします」
「おや、あなたはとても丁寧な人ですね。少し安心しました」
(…………)
初対面の人に丁寧な人扱いされた理由が思い当たらないが、
とにかくこれでバトルができるな。
「ふん!今日の相手は誰かと思えば弱そうな小僧ではないか?」
「……!なっお前……」
「まあいい、かかってきなさい。どうせ俺が勝つのだから」
「ふん!偉そうに……なら遠慮なくいかせてもらうぜ!」
相手に相当舐められている。だがこういうのは漫画とかでは、
相手が油断したり予想外のことが起きて、相手が負けるっていう風に相場が決まってるんだ。
俺はすかさず高速で銃を2発発射した。
だが相手はあっさりとかわす。
「弱いねぇ~その程度の銃弾では当たらんよ!」
かわされるのは想定内。すぐ次の一発を撃てばいいだけだ!
「おっと、そろそろ時間切れかな?」
「……?何を言って……」
(……!)
嘘だろ……?体が全く動かない……
何かに『縛られている?』
「残念!今この瞬間お前の敗北は決定した」
何が起こってるかわからない。一体どうして動けないんだ!
「じゃあそろそろ種明かししてあげようかなぁ?どうせもう俺らが勝つことは確定している」
(……?)
俺……”ら”?
「俺たちは一心同体!抜群のコンビネーションを持った、バディタイプさ!」
(……!)
そういえば最初に言ってた!
剣、銃、魔法、そしてバディと!
まさかここに来てバディタイプの相手が来るとは……
「んでだ、もう1人の相方がお前を拘束した。これが俺らの作戦ってわけさ!」
「そんなばかな!だが最初は1人しかいなかったじゃないか!」
「ふっふっふ……もしや知らないのかな?プロフェッショナルブーストシステムを」
(……!)
「俺のプロフェッショナルブーストシステムは30秒間だけどちらか一方を透明にできるっていうやつさ!他のやつより時間が短かったり、バディタイプ専用ではあるが、とにかくこれが、俺が勝てるって言う自信の理由さ!」
「……くっ!」
「ふははははは!どうやらここまでだな」
「なっ、なんて強さだ!全く歯が立たねぇ!」
「未熟すぎるんだよ!その体形、知力、運、やる気、根気なにもかもな!」
「もう……打つ手はないのか?」
「まあ今までよく頑張ったよ……だが……これで終わりだ!」
相手は勢いよく走ってくる。
そして背後に回った。
ふとなんとかして首だけ後ろを向けた。
すると……そこには確かに2人……いた。
(…………)
そして気づけば自分の家に戻ってきた。
まさかまさかの最後の戦いで負けるとは……




