第138話 俺ニートと謎の男、デバード
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
父と兄を失った過去があっても!俺はめげずに今を謳歌する!
まあとりあえず、明日の予定は決まった。
俺は寝ることにした。
ジョナサンと合うのは、午前10時半だ。
そして迎えた次の日、
クビになった不安で寝れないかと思ったが、
ジョナサンとの約束効果で、意外とすんなり寝ることができた。
俺は1階に下りた。
(…………)
わかってはいたが、やはりそこにアリスはいない。
おまけに母も未だ戻らずだ。
つまり俺はひとりぼっちの朝を迎えたことになる。
俺は仕方なくコンビニに行った。
そこでおにぎりを買って帰る。
これまた久しぶりにパン以外の朝食だ。
おにぎりを食べ終えて、時間までゆっくりしようと思ったその時!
ピンポーン!
まさかのインターホンが鳴った。
まさかペリーか!?って思いつつも、
「はーい」
「こんばんは~僕はリバーサル社に努めているデバードというものです!まずはここを開けてもらえませんか?」
まただ。ペリーの次はデバードか。
この家は本当によく色々なリバーサル社の人が来るもんだ。
……まあ何か言いたいことがあるのだろう。
俺は仕方なくドアを開けた。
「話を聞いてくれるその心優しさ……感謝する」
なんかめんどくさそうな人が来たなと思いつつも、
とりあえず中に入れる。
相手の服装はスーツ……なにやらいつもの人とは違いそうだ。
「それで、俺に何の用ですか?」
「僕の部下がへまをしたようでね。代わりに謝罪しに来たのですよ」
(……!)
きっとアリスのことだよな?
ってことはこいつは……アリスの『上司』なのか?
「おっと申し遅れました。僕はアリスの上司。いや社員全員の上司ってわけさ」
(…………)
「さて、アリスがやらかしたミスは2つある。1つ目は今後の戦いについて。戦いは実はあと1回だけあるのです!明後日が最後の戦いとなるでしょう」
(…………)
まあ現実でも解雇になったらすぐ終わりではなく、1か月前に予告する制度あるもんな。
「もちろんバトルで勝ったらお金は払いますぞ。さて次は2つ目、あなたの母親のことです」
(……!)
「あなたの母親は、しばらくの間こちらで預からせてもらいます」
「……!?なんですって!?」
「あなたはもうすぐハローニートの会員ではなくなる。そうなるともうリバーサル社とはかかわらなくていいってかんがえるかもしれない。しかし現実は違います。あなたが『他の人に情報をもらさないか?』を監視します」
「監視するんですか!?」
「はい、あなたが情報をもらさないという確証が得られるまで、母親は預からせてもらいます。もし外部に情報を漏らしたら……」
「……漏らしたら?」
「今母親はうちで預かってるので……もし漏らしたらあなたの母親を……『殺します』」
(……!)
どういうことだ!?俺の母はリバーサル社にいるってのか!?
嘘だ!そんな話は聞いたことがない!
ホームページだって……
俺はすぐにホームページを確認した。
だがそんなことは書いていなかった。
「お互いの平穏のため、ここは取引をしましょう。あなたは外部に情報を漏らさない。僕たちは母親を生かす。お互いにとって幸せの関係を」
「……ぐっ!?」
「ではこれで失礼します。僕がその場にいなくても、喋ったかどうかはすぐにわかるので。そのつもりで」
(…………)
こうしてデバードはそのまま去っていった。
……情報を漏らすな……か。
どうする!ジョナサンとの話で、恐らくリバーサル社のことが話題になる。
もしここで話をしてしまったら……
俺の母は……
オーラに包まれてますねぇ…結構厄介な相手かもです。




