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第126話 ニート保護者不満暴露SHOW!(S)

今回はサイドエピソードです。

「えー皆さんお集まりいただきありがとうございます!」


俺の前には8人のメンバーがいる。

そのメンバーは全員……『子供がニート』なのだ。


「今回は『ニートの子供愚痴曝露会』にお越しいただきありがとうございます」


俺はこの会のリーダー。

このメンバーとは、「トゥイッター」で知り合った。


「この会のルールは特にございません。2時間ほど息子・娘のニートがいる親の苦労や、辛さを存分に吐いてもらうだけです!堅苦しい説明はこれぐらいにして、さあどうぞ!愚痴こぼしちゃってください」


こうしてニートの子供愚痴曝露会は始まった。


「では私からよろしいでしょうか?」


「はい!どうぞ!」


「うちの子なんですけど、ニートになってからというものの、本当にひどくなって……いや……ただ働かないだけだったら、全然まだギリギリかわいい息子だなって思うんですけど……ニートになってから人が変わったんじゃないかってぐらい、私に対しての態度がきつくなって……」


「わかります!私の息子も『早く食事だぜババア!』とか『掃除機の音うるさいから寝てるときにかけろ!』とか……本当に私の可愛い息子はどこ行っちゃったの……って思います」


よしよし、いい感じに盛り上がってきた。

皆相当うっぷんが溜まっているんだろう。


「私の娘は、ピーマンが嫌いなんですが、この前そろそろ食べられるようになったかなと思って、こっそり少なめにして出してみたら、癇癪を起こしてしまって……」


「本当ですか!いやー子供はいくつになっても可愛い子供だって言いますけど、働かない人は別ですよね~?」


「本当!まだ夢も希望もある小学生の方が数倍マシですよ!」


「その通りですわ~」


会場は一気に大盛り上がり。カラオケの歌よりも大きな声が、

部屋の中で反響する。


「あっそういえばなんですけど、この前Utubeで動画を見ていた時に流れた広告が、すごいのあったんですよ!『ハローニート』ってやつなんですけど、どうやらニートを支援してくれるんですって、やばくないですかこれ!」


「うーわ絶対やばい!反社ですよそれ。ニートを支援するなんてそんな社会の無駄を……」


「でも広告が流れるってことは、一定数の支持者がいるってことですよね……」


「そいつら全員ニートですよニート!ニートじゃなかったらこんなの支持しませんって!」


「そうそう!」


こんな感じで勢いが衰えることがなく、あっという間に2時間経過した。


「それではそろそろ、これでお開きにしましょうか。皆さんお疲れ様でした」


俺は8人分のお金を回収して、支払った後、

全員と別れて、一人で帰ることにした。


それにしても、皆よくしゃべっていたな。余程ニートが憎いんだろう。


あいつら……

『絶対殺してやるからな』

同じ仲間が集まるやいなやわいわい盛り上がるニートの愚痴です。

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