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第115話 俺ニート、浴衣よりも最高の屋台巡り

主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!

戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!

数分後……俺たちはホテルについた。

花火大会に行く前に、まずは夕食を食べることに。


と言っても昨日と同じ、夕食はバイキングである。

特に新しいイベントも起きなかったので、特に語ることもなく、

食べ終わった俺たちは、早速出発した。


「ところでアリスさん、花火大会とか祭りに行ったことはありますか?」


「……ごめんなさい、覚えてないです。多分行ったことはないと思います」


「そうですか……でも安心してください。今回も俺が、花火大会の楽しみ方を教えますよ」


「ありがとうございます!」


「じゃあ基本的なところから話しますね。花火大会なんですけど、花火以外にも楽しめるポイントがあるんですよ」


「そうなんですね!ちなみにどういったものがあるんですか?」


「屋台っていうところで、遊んだり食べたりして楽しむんです。例えばわたあめとか、りんご飴とか食べれますし、金魚すくいなどのいわゆるミニゲームみたいなので遊べます」


「おお!それは楽しみです!」


「まああとは実際についてから話します。まずはその場所まで運転お願いします」


「わかりました!」


ちなみに浴衣についての説明だが、残念ながら今回はアリスは浴衣を着ない。

というより着付けや着替える場所の問題があるからな。

水着のように車の中で着替えるというのは無理だろう。


それから数分後……花火大会の場所へ着いた。


「つきました!屋台?がたくさんありますね!」


「思ったより規模が大きくて、驚きました」


「それじゃあ早速色々教えてください!」


「それじゃあまずは、ここから行きましょうか」


俺たちは、最初にりんご飴のところからいってみることにした。


「すみません。りんご飴2つください」


「はいよ!1500円ね!」


こんな小さなデザートでさえ1500円、

これが祭りの辛い現実である。


「まいどありー」


屋台でたくさん買ったらあっという間にお金すっからかんになりそうだ。


「これがりんご飴です」


「なるほど!リンゴの形をしているお菓子みたいな感じなんですね!」


「まあ……そういう風に考えてもらったらわかりやすいかもですね」


「ちなみにみかん飴とかレモン飴とかはないんですか?」


「俺はそんな屋台は見たことないですね。まああるとしても、ここにはないです」


「そうなんですね。そしてこのりんご飴、おいしいです」


さて、あとは何をやらせた方がいいだろう?

全部はさすがに無理なので、厳選して案内したほうがいいな。

そう考えながら、買ったりんご飴を食べた。


「次はどこに行きますか?」


「じゃあ次はこの、射的でもやりましょうか」


「これはどんな場所なんですか?」


「ここはいわば、おもちゃの銃で景品を打ち抜くというシンプルなゲームです」


「私やってみたいです!」


「もちろんいいですよ。頑張ってください」


俺は射的の料金を払い、アリスにやらせてみることにした。


「このくまのぬいぐるみ可愛いです!これにしてみます!」


(…………)


それは……あかんやつや。

っと俺が瞬時に察知した。


パーン!パーン!パーン!

3発のおもちゃの銃弾が放たれた。

しかし、ぬいぐるみは落ちなかった。


「淳一さん……落ちませんでした……」


「まあこういうぬいぐるみとかは、簡単には落ちないようになってますからね」


これは大体の人が知ってる、子供だましのようなものだが、

祭りのことをあまり知らない、大人のアリスも見事に騙された。


「次は俺がやってみます」


「淳一さん、頑張ってください!」


俺も念のため、ぬいぐるみを狙ってみる。


パーン!パーン!パーン!

3発のおもちゃの銃弾が放たれた。

しかし、ぬいぐるみは落ちなかった。


「ははは……俺もだめでした」


まあ絶対無理だろうとは思ったけど、なんというか……

アリスの前で『これは落ちないように仕掛けがされている』とは言いにくかったので、

あえて騙されてやった。


「射的って難しいですね……」


「そうですね……こういうのは慣れてないと難しいです」


そう言いながら、射的をやめて、次の場所へ向かおうとした。その時!


「……っ!」


「どうしましたか?」


「……ああっ!ああ!痛い!」


またしても頭が痛み出した。

まるで脳が燃えているかのように。


今日の痛みは、さっきよりも痛い気がする。

このままではまずい!

俺はとっさに端の方に移動して、座り込んだ。


「淳一さん!大丈夫ですか?」


「……すみません。少し待っていてください」


おかしい……この痛みは明らかにおかしい。

学校や思い出の場所で痛み出すのは、まあギリギリわからなくもない。

きっと幼馴染であるひかりと過ごした記憶が原因だったりするのだろう。


だが……射的はどうしてだろう?

この花火大会には一度も来たことがない。

そしてひかりと一緒に射的をしたことはないはずだ。

それなのにどうして……?

浴衣なんてなくたって、楽しむことはできますぜ!

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