第114話 俺ニート、海で最高の夏を満喫する!
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「さて食べ終わりましたし、また遊びませんか?」
「はい!行きましょう!」
「といっても、ただ海を泳ぐだけだと、プールと同じになってしまうと思うので、スイカ割りでもしませんか?」
「いいですね!でもすいかも叩く棒も目隠しする道具もありませんよ?」
まあ普通だったら、道具がない時点でスイカ割りは中止になってしまう。
しかし……ここは違った!
「それがですね、ここの海の家は、スイカ割りセットを売っているんですよ」
「そうなんですか!」
「はい!なのでここで買ってスイカ割りをしましょう」
アリスとのスイカ割りを楽しむという目的で、
ゲームソフト一本分に相当する金額を支払った俺は、
自分自身に実績『スーパーサマーヒーロー』っていうものを与えたい。
「買ってきました。さあやってみましょう」
そして俺は買ってきたスイカを、少し先の場所へ置いた。
「それじゃあ、目隠しをしますね」
「はい!よろしくお願いします」
俺はすぐに目隠しをアリスにする。
「きつくないですか?」
「大丈夫です!」
「しっかりと前が見えなくなっていますか?」
「はい!」
「それじゃあ頑張って、スイカを割ってみてください。俺が左とか右とか声をかけていきますので」
「わかりました!」
「それじゃあ歩き始めてください」
こうしてスイカ割りが始まった。
「もっと左です。いきすぎですね。右に動いてください」
アリスがスイカを割れるように、指示をしっかりとコントロールする。
「よし!叩いてください!」
「いきますっ!」
バチーン!
アリスの振りかざした棒は、見事スイカに命中した。
「当たりました!すごいですよアリスさん。あっ、目隠しはもう外して大丈夫です」
「わかりました!……おおすごい!しっかり割れていますね!これはきっと、淳一さんの指示がよかったからですね!ありがとうございます!」
アリスは光り輝く太陽と、きれいな海をバックに、最高の笑顔を見せてくれた。
もはやニートと担当者の関係を超えて、『より親密な関係』になれるのでは?と感じた。
「それじゃあ、アリスさん、このスイカ食べましょうか」
「はい!でもどうやって食べるんですか?」
「棒で少しずつ削っていきましょう。形は悪くなりますが、食べることはできます」
「わかりました!」
スイカが食べやすくなるように、俺がスイカを少しずつ割っていく。
「どうぞ。いい感じになりましたよ」
「ありがとうございます!」
もちろん俺も食べてみる。
ひんやりしてとても美味しかった。
「ちなみに片づけはどうするんですか?」
「ああ、それは俺がやっておくので大丈夫です」
こうして俺とアリスの、スイカ割りエピソードが終了した。
スイカ割りセットは、棒と目隠し、シートを返却して、スイカのごみのみゴミ箱へ捨てた。
その後……ビーチバレーや、貝殻拾いをしたり、海を歩いたり泳いだりして楽しんで、
あっという間に17時目前になった。
「アリスさん、そろそろ次の場所に行きましょう」
「わかりました!……でも」
(……?)
「もうちょっと……遊びたかったなとは思います」
(……!)
これはもう脈ありなのでは?
そう感じたが、単純に恋愛なしで遊びたいってだけかもしれないな。
「正直に言うと、俺もそうしたかったです。ただ海は17時までには海から出ないといけないんです」
「わかりました。今日はとても楽しかったです!」
「もしよかったら……また来ませんか?」
「はい!私もまた来たいです」
アリスが喜んでくれてなによりだ。
という会話をしながら、車に戻る。
「それじゃあ俺は待っているので、先車の中で着替えてください」
「わかりました!」
アリスが着替えている間、俺は車の外で待った。
しばらくして着替え終わったようなので、今度はアリスが外で待ってもらい、
俺が着替えた。
2人の着替えが終わった後、俺たちは一旦ホテルに戻った。
ホテルの夕食が終わったら……最後の目的地である。『花火会場』にいくからだ。
「それじゃあ早速出発しますね!」
アリスのビーチバレーが見たい?すみません尺の都合上無理でした……




