第112話 俺ニート、忘れん坊の淳一さん
主役はまさかのニート!?堕落した生活を送るニートに、ゲームに勝利し続けるとお金を稼ぐことができるという、神のゲームに参加!そのチャンスをものにするために、早速リバーサル社にて契約を交わした!
戦いに勝利し続け、快適な生活を送ることができるのか!
「それじゃあ海行きましょうか」
特にプールの時と服装が変わっているわけではないので、
特に感想も言わずに、海へと向かった。
やはりというべきか……海も人がたくさんいる。
「海でも泳ぐんですか?」
っとアリスが疑問を投げてきたので、
「はい。でも海はプールと違って深さが奥に進むほど変わってしまうので、まずは一回いけるところまで歩いてみましょうか」
クロールなどの泳ぎができない俺たちは、最悪溺れて亡くなってしまう可能性がある。
ただ足をバタつかせるだけだと、やっぱり心配だからな。
「それじゃあ早速……」
「いや……まずは準備体操をしましょう」
「……?でもプールのときはしてませんでしたよね?」
「その時は……俺が忘れていました……」
もしプールの時にけがをしていたら、アリスがけがをしたときにリバーサル社に怒られるのかな?
あのペリーが俺に説教をしてきそうな気がするな。
それともアリスがけがをしたので死んでくださいとか言ってきそうだ。
「準備体操ですね!ちなみに人によって違うんですけど、どんな体操をするんですか?」
「とりあえず屈伸と伸びと手首回しとジャンプだけはしてください。あとは学校とかじゃないので大丈夫です」
学校とかだともっと色々あるんだけど、堅苦しくなりそうなので、
最低限の体操だけすることにした。
まあとにかく、俺もその体操をしっかりと行った。
アリスはどうやら体操の動作は知ってるみたい。
学校の記憶を完全に失ったわけではないんだな。少し安心した。
そして……
「体操終わりましたよ!」
「それじゃあ海に向かって歩いてみましょうか。あまり無理しないでください」
そのまま2人で、海へ向かおうとする途中……
「あっ!すみません」
俺はあることを忘れていた。
「どうかしたのですか?」
「本来ならプールの時から塗るべきだった、日焼け止めを忘れてました」
プールの時は水着と一緒に泳げる嬉しさで、複数のド忘れが起きるなんて、
「塗るってことですか?でも……ごめんなさい!私は日焼け止め塗らないです。ウェットスーツなので、きっと大丈夫だと思います」
……アリスは日焼け止めを拒否した。まあどのみちこの姿だと塗るのは難しいと思う。
でもそれ以前に……
「いえ、今手元に日焼け止めがないので、塗れないんですけどね」
というびっくり仰天なオチである。
「もしかしたら、終わりごろには、淳一さんは焼けてしまってるかもしれないですね!」
「まあそうなってもいいように、覚悟しておきます(笑)」
僕もたまに色々忘れることがありますが、脳は正常であると信じています。




