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第10話 即席の調合




「ぐるおおおおお!」


 雄たけびを上げた竜は密猟者たちに突撃。


 密猟者たちは吹っ飛ばされて、崖を転がり落ちていった。


 思わず心配してしまったのは、前世からの価値観ゆえだろう。


 同情はしても、手を差し伸べるべきではないと思った。


 かけつけてきた竜は、荒い息を吐いて、その場に落ちてくる。


 どすんと大きな音がして、土埃がたった。


 無理をかなりしてしまったようだ。


「いけない。早く薬を飲ませないと。調合できるかしら」


 いきあたりばったりだが、これしか助ける方法はない。


 私は夢中で薬草をすりつぶして、持っていた水筒の水に浸して、万能薬を作った。


 道中見つけた痛み止めや、解熱剤もまぜていく。


 もっと複雑な加工の工程が必要だが、今できる事はこれしかない。


 不安になりながら、作った万能薬をゆっくりとのませていく。


「獣の里から、私達を心配して飛んできてくれたのね」

「きっと今頃、僕たちがいない事にきがついて里の人たちは大騒ぎしているだろうからね。竜は頭が良いっているから、色々察したのかも」


 私達は、その竜によりそいながら、一晩近くでつきっきりで様子を見た。



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