#04 いつもの一日の始まり(1)
夜も明け、遠くの山々が白み始める頃、アッシュは早朝の筋トレを始めるのである。この時間帯になると、野鳥たちが歌声を上げ始める。山の空気を少し湿り気を帯びていている。山は寒暖の差が激しい。霧が立ちこめることも珍しくない。が、ここ最近は霧が発生していなくて快適な朝が多い。
アッシュの朝の筋トレメニューといえば、一杯のオレンジジュースから始まる。のが理想なのだが、残念ながら山の中でそうそうフレッシュなオレンジジュースにはありつけない。常温ではジュース類は傷みやすいのだ。冷蔵庫に感謝。だがここにはない。飲み水をコップいっぱいほど飲み干し、1キロ程度のジョギングで体を慣らす。その後、腹筋、背筋、腕立て、スクワットというサーキットトレーニングに入る。
相棒はいつものテット。ちょうどいいトレーニングマシーン。いやいや本来そういう目的で作られてはいないのだが、カウントアップも、その表示機能もあるし、励ましてくれるし、ちょうどよいのである。さすが対人間用心理緩衝ロボ。人の心を和ませるのが存在意義の一つなのである。やったねテット。
「オ役ニ立テレバ幸イデス。 206, 207, 208, アト92回デスネ。頑張レ。」
アッシュもよくやる。
作者の腹筋が痛くなってきた。そろそろ次の展開用に資料などの調べ物や、小物類の下書きをしたい頃なので、しばらくは更新ごとのシナリオの進度が落ちそうです。できるだけ更新したいと考えている作者。継続は力なり。
今日の更新はここまで。次回に続く。




