#04 いつもの一日の始まり(4)
寝ているペーターを起こしにダッシュでペーターの元に向かうエレノア。元気いっぱい。腹もいっぱい。そのままペーターのモフモフの鳩胸、ならぬ鴨胸にダーイブ!ボヨ~ン。
なお、本当の鳥類の骨は軽量化のためにものすごく軽くできているため衝撃に弱いので、リアルな鳥類に触るときには乱暴にしないでね、そっとね、作者からのお願い。ペーターは人口生命体で構造が特殊だから、一応。
ペーターの首に手を回してハグ。と思わせつつ両手はなぜかペーターのほっぺに。
「うほっ。今日もモフモフ。おはよーペーター(はぁと)」
鬱陶しいことこの上ないペーターだが、これもまた愛情表現なのだということを既に学習済みのペーター。しっぽをもぞもぞさせて居住まいを少し直す。まだまどろみの中途行ったところか。
「起きろ~ねぼすけ~。」
「うりゃうりゃ~。タプタプタプタプ。」
執拗にペーターのふっくらほっぺをグニグニといじり倒すエレノア。
ペーターのふっくらほっぺと鳩胸、もとい鴨胸には人類の夢が詰まっている気がする。いいな、触りたいな。モフモフ。ちなみに言っておくが、そんなに遅い時間帯ではない。が、そんなことはエレノア姫にとってはどうでもよくて、ただ単にモフモフしたいだけなのである。
……
まだモフモフする気か?さすがにイライラしてきたペーター。人口生命体といえども、不快を感じることはある。さすがに我慢の限界か?そしてついに!
何の前触れもなくスクッと立ち上がるペーター。ペーター、大地に立つ!
するりとペーターの首元から抜け落ちて、木の葉のように地面にハラリと舞い落ちるエレノアの上半身、次いでツインテールと、恥ずかしい格好を隠すかのようにディレイでエレノアの体を覆い隠すロングマント。だがしかし、作者はそこを見逃さなかった。
またまた情けないエレノアが今ここに。
だがエレノアはへこたれない。
「これで暖機運転終了よ!いつでも行けるわ!」
強がるエレノア。笑いを必死にこらえるアッシュ。大爆笑するマック。鼻から蒸気がプシューと吹き出した気がするペーター。
ようやく朝が動き出した。
今日の更新はここまで。次回に続く。




