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プロローグ
少女は赤く燃える自分たちの村を視る。
彼女はそんな姿になった村を見ながら、憎む。
憎む対象ははたして、たった一体の怪物なのか。それとも、その怪物を殺せなかった狩人なのか。はたまた、こんな世界なのか。
まだ幼さが残る少女にはそれ以上の事は考えられなかった。
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少女は自分達がさっきまで暮らしていた村が赤く燃えているのを見る。
彼女はそんな村を見ながら、悲しむ。
悲しむ対象ははたして、自分の親なのか。それとも、自分が暮らしていた村なのか。はたまた、この世界なのか。
まだ幼い少女はそれ以上のことを考えられなかった。
なんか、後からプロローグを書くと、一話との完成度が違う気がしますね(笑)
いつか直しますね