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帝「入れ替わってるー!?」なななな様「その4」


「あー、栄腐乱大学かー。大学生ってなにやってんねんやろ。まあ、授業のノート取るように言われてたんやからそれやればええか。とりあえずこの教室か。」

服陣帝は、バイク人間大宰有海の代理として、大学にやって来た。

しかし教室に入った瞬間、バイク男は陰キャの格好の的になるのである。

「いたぞ!妖怪バイクマンだ!捕まえろ!」

「ばーか!ばーか!」

「何やあのクソガキ共!?ワイの方が年下やけどな!有海は大学でこんな扱い受けとるんか!?」

「俺ユーフォリアだぞ!ほらほら捕まえてみろー!」

「殺すぞキチガイバイク。」

「まぶし!!写真撮るなや!うわっ!Twtterにワイの動画がアップされてる!」

「くっそ!!こうなったらガンつけるしかあらへん!」


帝は腹をくくった。


「お前ら!!調子乗っ取ったら殺すぞ!?ワイはなあ、身長12930cm 体重12930tやぞ!?ドラ●もんの100倍や、100倍!!お前ら何かひとひねりや!単位くれんかった教授を3度びきで殺したこともある!文句ある奴は1人ずつ出て来いや!!轢き殺してやるで!!大学は闘いや!!学問は屍の上に成り立つんやぞ!!」

帝のあまりの恐さに皆退く。これが所詮陰キャの実力である。

「なんやなんや?全員糞ビビりやんけ!!わはははははは!!」


こうして、普通に帝は授業を受けることにした。

「何やこの授業。全然わからんで。全部写メとっといたからそれ見せたるか。」

当然偏差値5には理解できない。

「へー、でもなんかおもしろいやんけ。」

ただ、帝の中で学問に対する興味が湧いてくることも事実だった。

これは七鞠の影響も大きいだろう。将来ノーベル賞を取ることになる男、服陣帝の原点がここにある。


授業終わりに、帝は変な眼鏡男に話しかけれた。

「君、いいね。前々から目を付けてたんだ。ちょっと来てくれるかな。」

「なんやなんや~?この有海様になんか用か~?」

「大学当局からの弾圧と闘いたいんだ。教授を殺した君なら、役不足だろう。」


そうして連れて来られたのは学長室前である。オリハルコンの扉3枚が硬く学長を守っている。

「学長はこの中に隠れている。引きずり出してくれ。」

「ほうほう。まあええで。出てこいや!!糞学長!!おららららららら!!!」

帝が取った方法は『BE 猪突猛進』だった。

「2歩進んで‥‥1歩下がる!でまた2歩進んで、1歩下がる!!」


「1.バイクエンジンを全開にして扉に体当たりをする。2.下がる。3.1に戻る。この単純で明快なアルゴリズムこそが、彼が大宰有海である証拠だ。」

変な眼鏡男は、全く的外れな考察をしている。


ただ所詮オリハルコン如き、『チャリオット@脳内麻薬盗まれない』の前ではひとたまりもないだろう。

「よっし!もういっちょー!!」

こうして、扉は完全に破壊された。

「突入だ!!皆!!」

眼鏡男の号令で、300人単位の大学生が学長を取り囲む。

怯える学長が露わになった。

「こ、殺さないでくれ!わかった!学費は上げないから!許してくれー!!」

「わははははは!ワイに勝てる奴はあらへん!!どー料理してやろうか‥‥。ワイはなあ、スズメバチ風呂ってのを知ってるんや!!」

「や、やめてくれ!!学費を、学費をタダにしてやる!!だから助けて‥‥。」

「わはははははは!!命乞いかあ?」



帝扮する有海は、何者かに肩をたたかれた。

「大宰有海くんだね?」

「なんや?今から殺戮ショーが始まるんやで!邪魔する‥‥。あ。」

「警察だ。来てくれるね。」

「はい。」

脅威が警察に捕まったからか、学長はここぞとばかりに有海(帝)を煽り倒す。

「はははははは!!俺は今、気が変わった!学費3.1415926倍にしといてやるよ!!」

「なんやて!?その数字に何の意味があるんや!?」

「そして脱税しまくって、お前たちの授業料で遊び呆けてやるわー!!!あっはっは!!」


「何だと!?学長、脱税疑惑は本当だったのか!?」

警察官は学長の放った聞き逃すことができない言葉に反応した。


仕方なく学長は勢いで押し切ろうとする。

「チッ!!ばれちまったならしょうがねえなあ!そうだよ!お前たち馬鹿が必死に払った授業料で、俺は美女と毎日酒池肉林なんてもんじゃなあい、酒海肉森だ!!でもよお、たくさん金が入ってくるたびによお、税金で取られるのが馬鹿らしく思えてくんだよな。」

「国民の義務を貴様、なんだと思っている!」

「そーやそーや!!ばーかばーか!!」

「税金なんて払ってられるか!学生の本分は遊ぶことだ!そして、大人の本分は更に遊ぶことだよ!!なははははははは!!」


「有海くん。君のおかげで、巨悪が暴けた。これは、君の目的なんだね?」

「‥‥‥‥。ワイはお前の悪事を暴くためにこの大学に入ったんや。やっと追い詰めたで!学長!!」

帝は適当に話を合わせることにした。


「そうか。君は正義の味方だったのか。逮捕するといって悪かったよ。」

「ええんや。ワイのやったことも立派な犯罪。大人しく捕まるで。」

「いいや。こいつはどす黒い悪だよ。学問の世界を覆い尽くす、ダークマターだ。警察官であるおれが言うのもなんだが、君は必要悪だ。君のような人間が、これからの社会に必要だ。」

「さあ、来い!」

連行される哀れな学長は、バイク人間に対して精一杯の負け惜しみをぶつける。

「おい、有海とか言ったな!俺はお前を許さねええぞおおお!!」

「ああ!?許さんからなんやねん!お前こそなあ‥‥‥‥。」


「許される、はずが、無いんや!」



「出たぞ!有海さんのキメ台詞だ!!」

こうして、悪の学長は逮捕され、学長室前が歓声で沸いたのだ!





「お、Twtterでワイの勇姿が流れ取るやんけ。後で帰ってゆっくり見るで~。」



つづく。

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