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凛「入れ替わってるー!?」なななな様「その1」 ※下ネタ注意!

日常回で、5人のパートに分かれています。合計で12000文字ぐらいあるので長いです。

あと凛のパートは今までとは比べ物にならない下ネタがあるので、この凛回を避けても物語の大筋に影響は無いようにしています。

日曜日。なななな様の元に、5人が集まる。

「私たち、お互いの事を理解した方がいいとおもうんだー。なななな様。」

小春の提案は、お互いの関係性を深めるためになされたものだった。

「なるほど!じゃあそうなるようにします!」

ものすごい光に研究所はつつまれた。そして、目がやっと眩しさから解放されたところで、5人は違和感に気付いた。


「「「「「‥‥‥‥全員、入れ替わってるー!!」」」」」

「理解するには、その人を演じろ、ってことかもしれませんです。」

「他人事だな、おい!!」

「何度も言うですが、願いの叶いかたは操作できないのです。」


小春‥‥正確には、中に入っているのは七鞠だが、彼は口を開いた。

「俺は、小春の身体をしているが、七鞠だ。状況確認をしよう。」

入れ替わった5人はもう一度、なななな様の周りに集まった。


「わたしが七鞠さんの体になったッス!」

凛は七鞠の身体になっていた。おっさんとデートすることが多い凛だが、おっさんそのものになったことは流石に無いだろう。

「俺は小春かよ。ウェディングドレスが歩きづらいぜ。」

男はウェディングドレスを着ることはない。

「わたしはみかどくんだー。」

小春は帝になっていた。これで、帝がさんざん言っていた嘘の身体能力を検証することができそうだ。

「ワイは有海になったんか。バイク‥‥すごいやん。」

下半身がバイクであること。それを帝はかみしめていた。いままで他人事のようにバイク人間を笑っていたのだが‥‥。

「そして僕が凛か。全く。女子高生になるとは思わなかった。」

有海は快楽を罪と考えている。己が肢体で男を発情させる女子高生は、その最たるものだった。


「まあいい。一日たてば戻るだろ。これの方が面白いしな!」

「あしたは、月曜だ!みんながんばれよ!!明日の20時ぐらいに臨時集合だ!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「さーて、授業を開始するッス。」

凛は七鞠に授業をするように頼まれていたが、早速ミスに気がついた。

「‥‥。しまったッス!七鞠教授が何の教授なのか知らないッス!!」

そもそも凛は七鞠が理系だと思い込んでいる。

「先生、早くやりましょうよ。」

せかす女子生徒。しかし凛はやけっぱちになった。

「‥‥‥‥今日の授業は特別に保健体育ッス!!!男女で2人1組になれッス!」

「先生、ここ女子校です!!」


「じゃあ、女女で2人1組になるッス!!」

「なれたッスか?ならまず、これを見るッス!!」

凛は教授のパソコンを開き、スクリーンに用意されていたスライドを映し出す。

(内容は全然知らないけど、たぶん何とかなるッス。)

「まずは1枚目!これは重要ッスよ!試験に出るッス!!」

スクリーンに映し出されたのは、黒人がラップを行う動画だった。

『YO!YO!放火魔は寝てて♪果報は寝て待て♪もっと構って♪胸をあてて♪』


10秒間ぐらい凛は固まってしまった。科学というものをしみじみと感じていたのだ。


「‥‥‥‥そう!男と女の火遊びは、これぐらいリズミカルに行うべきッス!!緩急をつけ、韻を踏む!!」

「韻を踏むとはどういうことですか!?先生!!」

「良い質問ッスね。それすなわち、陰‥‥股間を踏むということッス!」

「しかし、相手が嫌がると思います!」

「素晴らしい!素晴らしい質問ッス!!そこで必要なのが角度ッス!相手の生殖機能を奪わないように、角度を調節する!それは慣れッス!!経験を積むッスよ!」

「はい!」

「試験に出すから考えて置くッス。答えだけじゃなくて、この角度を求める『プロセス』も重要ッス。誤差はPI/24まで認めるッス。」

こうした成功体験は自信につながる。もうどんなスライドがきても、対応できる自信がついていた。

(よし、いけるッス!!)

「そして2枚目!ここは素晴らしく重要ッス!これも試験に出るッス!!」

スクリーンに映し出されたのは、『吾輩は猫である』という7文字だけだった。

「腐女子の人は素直に手を上げるッス!」

「ほうほう。半数以上が腐女子だとは、おもしろいッスね。」

「夏目漱石の『吾輩は猫である』を読んだことがある人は?」

「なるほど。みんな、これを機に読んでみると良いッス。」


「とにかく、作者の意図とは違う物が広がるということはよくあることッス。センター試験も、問題の答えと作者の意図が食い違ってたことがあったわけッスからねえ。それを承知で言うッス。決して夏目漱石を馬鹿にしているわけではないッス。」

「基本男はネコッス。潜在的な受け手ッス。」

「ドSとドM‥‥。よく議論される題材の1つッスが、そもそもドSは、自分がされた時のことを想像して快楽を得ているッス。すなわち、SもM。よって全人類はMッス。もちろん生まれた時からそれが規定されているのかどうかは脳の分野にもよると思うッスが、それは基本ニュートラルで生まれてくるッス。シリアルキラーなどのサディズム的な人格障害を持つ人ならまだしも、多くの人はどっちにもなる可能性があるッスから、諦めてはいけないッス。ネコとタチも、別に頑張ればどっちも行けるので、カップリングの可能性は無限大ッス。」

「あと、試験にはBL同人誌の感想文を書かせる問題を出すッスから。皆読むッスよ。」


そうしてスライドを送ると、『おわり』とだけ出てきた。


「おわり‥‥?。まあいいッス。今日の授業はこれで終わりッス。試験は出席すると0点でも単位がもらえるッス。でもわたしの名字を間違えないようにするッスよ。」


そうして、何とか授業を切りぬけた凛は食堂でご飯を食べることにした。


「大学食堂で食べるご飯もおいしいッスねえ。どうせ七鞠さんの財布だし。」

「ん‥‥‥‥?」

向かい側の席に座った女子生徒の格好に、凛は違和感を感じていた‥‥。

女子生徒はおいしそうに春巻を頬張っている。だが、何かが違う。


「ど、どうしたんですか?初行先生‥‥‥‥ボクの顔に何かついてますか。」

「んー‥‥‥‥。君、男ッスよね?」

「!?ど、どうして分かったんでしょうか‥‥。」

「シャツが左前ッス。」

「し、しまった!!」

「まーそういうことはどうでもいいッスね。別に男が女子校に入っても、まあそういうことはあるッス。でも、それよりも気になることがあるッス。」

「なんでしょうか‥‥。」

女子生徒に変装していることがばれたが最悪の結果は防げたことを、この女装少年は心中喜んでいた。しかし、それよりも厄介なことになるとは思ってもみなかった。



「どうして、オ○ホ食べてるッスか?」

「え‥‥‥‥?食べて‥‥‥‥ませんよ‥‥‥‥。これは‥‥‥‥。春巻です。」

「いや、春巻なのは知ってるッス。でもオ○ホじゃないことにはならないッスよ。」

「春巻は‥‥‥‥オ○ホじゃないと‥‥‥‥思います。」

「オ○ホじゃないなら、春巻に君の股間にあるはずのものを挿入しても、爆発しないって認識で良いッスよね?」

「はい‥‥‥‥‥‥?」

「この学食の春巻きの中身ってものすごくぬるぬるしてるッス。君がそのぬるぬるに耐えることができれば、今君はオ○ホを食べていないし、耐えられなかったら、今君が食べているそれはオ○ホッスね。だから今の段階ではどちらか断言することは不可能ッス。」

「試せ‥‥‥‥ということですか‥‥‥‥?」

「そうッス!」

「死ね変態!!」

女装少年は、とにもかくにも重い一撃を凛にはなった!!

「うぐう!!ぎゃああああああ!!左手が折れたッス!」

骨粗鬆症予備軍の七鞠の身体は、悲鳴を上げたのだった‥‥。


続く。

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