第38話゛俺、目覚める
40分経つと全員が飯を平らげた、特に霧島京子の食べっぷりはすごかった。
そして腹がいっぱいになり上機嫌になった京子は元気よく陽気に自己紹介を始めた。
「はいはいー!次は私の番です!武器は我が相棒!棒というより鎖だけど!その名も轟く流星鎚!鎖の長さは6メートル!重量なんと15キロ!私の身長の4倍!体重の三分の一だよ!そんな私の故郷は長野の諏訪市!へい!」
かなり上機嫌のようだ、ラップバトルでもしてるのかというほどいい曲調になっていた。
出身よりも故郷のほうが語呂がいいから故郷になってるけど故郷というと魯迅を思いだすなぁ〜。て。
「霧島はん見事なラップや〜!」
「やっぱドラムとラップって似てるところあるもんなテンポを取るいう面で。」
「そうだぜ私らの妹分、霧島ラップマジうまい!」
少し下手なラップだった。
「ラップのつもりはなったんですけどね。」
天然でラップをしていたのか。
少し静粛に包まれたあと店の灯りが全てシャットダウンした、ただすぐに復旧した。
「なんだなんだ停電か?」
というかこの世界にどうやって電力供給しているんだよ!作者もそこはよくわかっていない、なにせこの世界は元は山本のイメージの筈だから。
「空いたお皿お下げしますね。」
さっきの店員とは違う人が皿を取り下げに来た、しかしその姿には見覚えがあったハルナにとってもこの物語の人物なら誰でも知っている。
「あんたは……あんたはまさか……刈谷維新さんや!」
私は笑顔で答えた。
「ははバレちゃぃましたか、ちゃっかり登場しようと思ったんですけどね。」
ハルナの全員が少し悪い笑顔をしてるように見えた。
「はぁやっとお出ましか作者さんよ!」
私は首をかしげる。
「私……何か悪いことしましたかね?」
金剛が強く答えた
「あったりめぇだ!何私らにメタ発言やらパロディやらせてんだ!まだパロディはいいけどメタ発言やめろよ!
それにこの世界なんなんだよ長えよ!いらねぇよ!読者も飽き飽きだよ!早く本編!は!じ!め!ろ!よ!」
生み出した子達なのに私が作ったのに、子供の反抗期で暴言を吐かれる親の気分だった。
「おいおい生みの親に向かってなんてこというんだ!」
「生みの親?関係ねぇ!あと、もう一つ言うといくら主人公だからって山本陽希にフォーカスしすぎだろ!いつも話のタイトルは俺〇〇する、の構文で作ってるのも頭にくるわ!それに俺〇〇構文も動詞が尽きてきて番号振らないとタイトル作れなくなっているだろ!」
私はたじたじに。
「ああぁわかったよ……次号からタイトル方式も変えるし……君たちにメタ発言はさせない、だけど一つ頼みがある君たち四人にはこの世界で番外編のコーナーをやって貰いたい!」
「よっしゃ!」
「うっし!」
「ええなぁ〜!」
「よしやろうぜ!」
番外編のメンバーに選ばれたことは嬉しいようだ。自分が生みの親なのに彼女らの心情がようわからん。
「ということで頼んだよ!」
声を揃えて答えられる。
「了解〜!」
そして私はこの世界に眩い光を与えた。
「う〜んなんか妙な夢を見てたような、あの猫も、夢ならばどれほどよかったでしょう、って朝から歌う気分にはなれねぇな。」
本編再開である。




