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第34話゛俺、登場しない。

「大岩砕けわが槍斧!」

脅威が去ったと判断した扶桑陽葵はハルバードを下げる、ハルバードなんとも凶悪な兵器だ槍と斧の融合によって生まれた怪物。

 2メートル近いその優れたリーチと圧倒的重量感のある超兵器、中世の核兵器とまでは言わないが近接武器で負け無し、大岩を粉砕し、オリハルコンをも貫徹する毘沙門天も顔負けの槍斧。

そんな鬼のような兵器を上回る存在感を放つ武器を所持する少女が……いた。


「やっと私達の時代ですね!リーダー!」

「この世界ではな、霧島お願いだからその実演会で首を2つ飛ばした破壊兵器をしまってくれ例え仲間でも、その鎖に繋がれた北斗の拳のゴツいキャラが使ってそうな武器を見せつけられると恐怖を感じるぞ!現実じゃ仲間なんだから……お二人が気の毒だぜ。」

 2人並ぶと同級生なのに姉妹みたいに見える、妹の方には鎖に繋がれたトゲトゲしいハンマーがその重さを示すかのように床に横たわっていた。


「これは失礼当たってしまいました。」

「いや、わざとだろ!てか私が命令した」

「これは失礼当たってしまいまみた。」

「いや!化物語の八九寺真宵みたく言っても緩和されてないよ! 

噛んだふうに言ったってわざとじゃないことは証明されていないだろ! 

 その破壊兵器の破壊的感情がガンガン伝わってくるよ!ガンガン……怖い……頭がガンガン痛くなってきた〜!」

「そんなこと言ってリーダーだって頭ゴルフ楽しんでいたじゃないですか!……ぶっ殺してやりますわ!」

彼女の武器コードもまた物騒な言葉で彩られていた。

「おぅ……やはり武器コード怖いなお二人さんはもっと漢字ばかりだったような気がするけど。」

「リーダーあそこになにかありますよ!」

なぜここにあるのだ俺のこの物語の始まりの舞台イタリアンレストラン『サイゼリヤ』が!



制服姿になった殺人者の華奢なツインテールの女の子とその親分でプロ頭ゴルファーはイタリアンレストラン『サイゼリヤ』に入店していた。

サイゼリヤの新店舗、元俺のモノローグ店に初客が入店したのだった。

「京子ー!リーダー!やっときてまっか!」

この展開デジャヴ感じるという言葉にもデジャヴがある。

どうやらこの世界の戸締まりを俺は忘れてしまったみたいだ、そして空き巣に……じゃないか俺いたもんなつまり強盗か。


「おぅ!比叡先に入店していたのか!」

「私もいる。」

「金剛居るのは分かってたぞ!感でな!」

「さっすがリーダー!感が利く〜!」

「京子はんは太鼓持ちがうまいな〜!」

京子はムッとした顔をした。

「太鼓持ちなんかじゃないもん!本当のこと言ってるだけだもん!」

 同学年なのに妹みたいだ、背も一番小さく同級生だとは思えないくらいに幼く見えた。


「はいはい、もういいよ座った!座った!」

冷静に怒った猛獣をて名付けるように、だけど少し照れてリーダー扶桑陽葵は京子をソファー席に座らせた。


京子が奥に座り、廊下側の席に扶桑が腰掛けた。その向かい側には比叡がいるという構図だ。

「なに注文しようかな〜?」

「私のお勧めではカルボナーラだな!」

金剛が軽く机を叩いて身を乗り出す。

「そこはマルゲリータピザだろ!」

「チッチッチわかってないな〜金剛、私はパスタの話をしているのだよパスタの話を!あくまでピザはサイドメニュー!エスカルゴのオーブン焼きと同じ扱いだよ!」


その時挙手があった。

「ワイはステーキ派なんや!やっぱり肉や肉!」

このサイゼメニュー三つ巴はきのこたけのこ戦争と並べられるほど終わりそうにない、もはやその権化である。

「全部食べます!あとエスカルゴとアロスティチーニも!」

三人がズッコケた。

注文を終え扶桑陽葵が口火を切った。



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