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第23話゛俺、モノローグで語る

いまから俺つまり山本磯のモノローグばかりになると思うが少しの間我慢して欲しい。


猫は喋らないそれが普通だ、バラエティ番組とかで喋る猫が話題になったことなんかもあったがそれは人間の拡大解釈と言えるだろう。


滑稽なことに人間は猫は喋らないという常識を作り出したのに、拡大解釈でまるで猫が人間のように言語を発声しているだなんて主張するということをしていたのだ、まさに滑稽じゃないか、自分の掘った穴に自ら落ちるみたいじゃないか。


でもその常識があるからアーサーは説得する材料となる、サーヴァントの武器も戦闘姿も人には見せることができない。だからサーヴァントとして契約するには相応の苦労がある、もし普通のルーラつまり人間の姿のルーラが説得しようとするならばとても純粋に言葉通りの意味を理解してくれる幼年期の人間に交渉をするということが第一に挙げられる。


ここでもまた滑稽なことに人間は成長すればするほど言葉通りの意味を理解することが難しくなる、言葉の裏を掻きたくなる、疑心悪鬼に囚われる、常識に囚われる、それは果たして成長か?否それは衰退と捉える事が出来る。


しかしこれは当然の嵯峨といえる、等価交換といえば分かるだろうか?何かを得れば何かを失う、それはこの場合において言葉に動かされなくなる、言葉の裏を理解することができるようになる、常識的な行動を取ることができるようになる、人を疑う事ができるようになる、その代わり先程言ったデメリットを負うことになる。


つまり人間は成長も衰退もしていなかった、ただ等価交換という悪魔との契約じみたことをしていたというだけ。ともあれだサーヴァント化させる契約に幼子を勧誘しようと試みれば間違いなく警察に通報されるというありふれた結末があることは明白で、それが30代のオリジナルのアーサーがやったら、それはほぼ確定といっていい。


じゃあ何故猫姿のアーサーが稚児、幼子、ロリショタを起用しようとしないのかそれは単純明快に効率が悪いからだ。


第二の方法になるけど、それは著名人や大統領や首相といった権力者にサーヴァントになるよう呼びかけて貰うということだ。


これをうちの君主様は狙っている、そうハルナは学校で史上最高のバンドだ、地域の人にもよく知られている。

ここでも人間の性質を利用している、人間は有名人や強大な権力者の言うことを信じるそこにも常識がある。あの学者が言うなら正しい、大統領が言うなら仕方ない、かの有名な預言者が予想している、そしてあのバンドがサーヴァントならサーヴァントになりたい、


もはやこの原理に従わない人間はそうそういない時代だ、近代に見られたような内部思考型つまり物事の合理性や信憑性で判断しようという人間は絶滅しかけていて、現代人の多くが他人共感型つまり他者のやることを真似る人、常識に従う人が圧倒的に多くなっている。


芋づるサーヴァントゲット大作戦とはそういう事なんだ。ハルナのメンバーとサーヴァント契約をして学校中に広めて貰うそうすればアーサーは2000人の家来を配下に置くことができるというのだ。この前来た偵察隊に4人の武器とその戦闘スタイルは完全に筒抜けとなってしまったが、芋づる式の作戦が上首尾にいけば、もはやそれは誤差といえるだろう、


2000分の4は幾つだと思う?それは500分の1で例えるならそれは茶碗1杯の白飯で6粒だけという具合だ、いくら俺達4名を的確に明確に敵が知っていても無意味だろう。ハルナを説得できればという狸の皮算用をなんだけどな。


ありがとうここまでモノローグを聞いてくれて、こんな語り口調でクソつまんねえ話をするなんてどこのオタクだよ俺は。


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