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第21話゛俺、激怒する。

やはり言葉遣いというのは大切だ。それは人間だけではなく動物にも適用されるようで、バカ猫とアーサーを呼んだ俺は今、比叡結那に説教されるのを待っていた。

ライブの時間関係上待たされている、執行猶予ということらしい、暇だ暇だからといってハルナのライブを観る気力が沸かない、第一その歌声は聞こえて来ているのだった。

そんな気分の俺にあのバカ猫ことアーサーはニヤついた顔で俺を見つめて来た、たくっどこまでもムカつく猫王様だぜ。


「作戦大成功だニャ!」

「何が大成功なんだよこのバカ猫が!俺はライブが見たかったのに!」


「そう怒ることもないニャよ、そのライブあとで家でも観れるニャよ!」

「そんなことは知ってる!そして何故知ってる?!俺はな!生のライブが見たかったんだよ!やっぱり臨場感とか全然違うんだよ!」


「お前そんなに音楽好きだったのかニャ。ウヌは山本のクラスの人の話し声からキャッチしたんだニャ、猫になったアドヴァンテージをフル活用したニャ〜。」


「そんなことに能力使うなよ。でなんなんだよその作戦って?」

「そうだにゃ、作戦名を付けるなら芋づるサーヴァントゲット大作戦だニャ!」


「でなんなんだよ!その作戦は俺をこんなところまで走らせてこんバカ猫が!」

「そんな言葉遣いしてるからあの比叡とかいう人間に動物虐待してるって思われるニャ、ウヌのサーヴァントとして恥ずかしいニャ。」

俺は目を色を変えて激怒した。


「作戦の具体内容を言えって言ってんじゃん!会った時から思っていたけどやっぱお前ってバカ猫だよ本当バカ猫、学生寮消した上に弱みを叩いてサーヴァントにした挙句戦わせて命懸けの戦場に駆り出される!それに加えててめえのよくわかない作戦に付き合わせてそれに合わせてやったら恥ずかしいと言われる始末!ふざけてんのかこのバカ猫が!」


猫も怒り100%でそして立場と力を逆手にカウンターを食らわせて来た。

「最初会った時はだニャ!『人間』だから引掛きで妥協してやったがニャ!もうお前はサーヴァントだニャ!ウヌは遠慮なく魔導弾を放つニャよ!」


クソ!力の前には屈せずにはいられないのか?これがただの不良同士の喧嘩なら警察や保護者が止めてくれる、だけど力が違いすぎるアーサーにはビル一つを倒壊させれる力があるし、サーヴァントだって容易に人を殺してしまうだろう。アーサーの目は本気だった。

俺はとうとう力の前に屈した。


「申し訳ございませんでしたルーラ様、この度は未熟な私の行いを許してください。しかしながら恐縮ながら芋づるサーヴァント大作戦の具体的な内容を教えて頂きたく存じます。」


「そこまで言われると殺し辛いニャ、まぁ山本も貴重な戦力だからニャ、許してあげるかニャ。

この作戦はだニャうぬのサーヴァント一同が国内に食べ物あるのに学食?ってところで昼飯を食べていたときに考えた作戦だニャ、ズバリ作戦名通り芋づる式に人間と契約しサーヴァントとして戦力拡充をする作戦だニャ。


そこで白羽の矢を立てたのがだニャ朝言っていたハルナ?とかいうバンドだニャ、彼女らの楽屋に侵入してライブの準備をしている間に4人を説得して契約する作戦ニャ。」


「でなんで俺がライブを見に行く途中で楽屋に向かったんだ?」

「それはだニャ、どうしても証人を連れていきたかったんだニャ。猫だけじゃ空耳だと思われるニャ。」

「それでもアーサー、腹話術だと思われてるよ。」


「あんな短時間でライブにいくなんて思ってなかったニャ帰ってきたら説得続行ニャ、フッフッフこの作戦の恐ろしいところはハルナのファンにも広げていけるところニャ、やはり社会の名士は違うニャ〜。」


猫は悪い笑みを浮かべて笑っていた。猫らしからぬ(ルーラ)だアーサーは。

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