家族からの贈り物
子にとって、両親の存在なくしてはこの世に生まれてこれない。一番最初の両親からの贈り物は命と体だ。その次の贈り物はコトバ。今、コトバが話せるのは両親のおかげだ。
幼少期、絵本やおもちゃも惜しみなく与えてもらった。父の日と母の日には、私は折り紙で作った手づくりの時計をプレゼントした。両親はとても喜んでくれた。子供の日には、遊園地や動物園、旅行へ連れて行ってもらった。
成長の過程を通して、私は気づいたんだ。家族の愛がこんなにも素晴らしいということを。
私が両親にしてあげられることはなんだろう?
とりあえず、一心不乱に勉強することにした。「本を読みなさい。本にはね、生きるための知恵がたくさん詰まっているから」父からの教えだった。
あなたは本当に賢い子ね。ありがとうママ。
学校にはちゃんと行きなさい。自分の人生を決めるのは勉強よ。
私は司法試験に合格し、弁護士になった。
世の中には理不尽な事がたくさんある。
でも、気づいたんだ。自分自身の人生はいつも自分の心が決めると。