最終話 ゲームの舞台へ
季節は巡り、もう私も卒業を控えた3年生となった。1年過ぎるのがあまりにも早い。
修学旅行先で攻略キャラや主人公に出会ったりなんかしたんだけど、思い出したくないので頭の隅に追いやるとして…まあ、機会があればお話しします…
あれから私は、私立鶯森学院に願書を提出していた。悩みに悩んで、これから始まるゲームの舞台に飛び込むことに決めたのだ。
それはそれは苦悩という言葉通りに苦しみ悩んだが、結局あのゲームが好きだった気持ちは抑えきれなかったのである。あと進学と就職に強いって言われてるのがいいよね。
というわけで、勉強会をしていたおかげか私立鶯森学院に普通に合格した。ちょっと難しいかな、とか思ってたけど、さらさらと問題解けちゃったのよね。まあ、環境が良かったからね…
絵菜ちゃんは近くの高校、初ちゃんと心春ちゃんは吹奏楽の強豪校へと進学するため、これからは会う機会が減るだろうな。でもなんとかして会える日を得たいところだ。
もう約束しなくても会える環境ではないし、きっと新しい友人もできる。いつか疎遠になる可能性があっても、今はそんなこと考えないでいたいのだ。
そして私立鶯森学院に入学するということは、必然的に栞さんと同じ学校に通うということだ。これは正直とても嬉しい。だって私が好きになった栞さんと同じ学校ってことだよ? 幸せすぎるでしょ。
以前推しとして見ないと決めた訳だけど、それとこれとは別です。あの制服を着た栞さんとあの学校で遭遇できる。これで興奮しない訳がない。いやー、楽しみだなー!
あ、ちなみに榎本くんも同じ学校です。栞さんがいるから同じ学校かもしれないな、って思っていたら本当に同じだった。
栞さんに榎本くん、ふたりがいる学校生活。今と変わらないようで、きっと違う。きっと想像もできないことも起こるだろう。それも覚悟を決めたからには突き進むしかないのだ。
私立鶯森学院には学生向けに寮があり、ゲームの主人公もそこに入寮するのだが、私の家ならはそう遠くないため寮に入る予定はない。そのため、主人公とは同じクラスだったり同じ部活にならないと接点はないかな…これがフラグにならないことを祈ろう。
不安と期待を胸に、私はこの世界の舞台に上がる。主人公にあんまり関わらないようにして、高校生活楽しんでやるぞ!
全然続きが書けなくなってしまい、強制的になりますが最終回とさせていただきます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。




